商品 No. WA-0486 | |
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銘 |
表: 手柄山甲斐守正繁 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 反りを抑えた端正な姿 |
国 | 武蔵国江戸(本国播磨・陸奥国白川藩抱え工 |
時代 | 江戸時代後期(寛政頃) |
刃長 |
1尺 3寸 2分 0厘 40 cm |
反り |
1分 5厘 0.5 cm |
元幅 |
9分 6厘 2.9 cm |
先幅 |
7分 1厘 2.1 cm |
棟重 |
1分 9厘 0.6 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 平成25年01月29日 |
都道府県 | 兵庫県 |
交付日 | 昭和32年04月25日 |
鍛 | 小板目肌細かに良く詰み、地景入り、地沸付く |
刃文 | 焼き出しを伴なう濤乱風の互の目丁子乱れ、飛焼き掛かる |
帽子 | 直ぐに尖り心の小丸深めに返る |
茎 | 生ぶ、大筋違香包化粧鑢付 先浅い入山形 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地金着庄内風鎺 |
外装 | 拵付 |
拵 | 茶漆塗笛巻鞘脇指拵 |
拵全長 |
2尺 1寸 7分 8厘 66.0 cm |
柄全長 |
4寸 8分 8厘 14.8 cm |
鐔 | 菊花扇図、赤銅魚子地 地透 |
目貫 | 雨龍図 銀地 容彫 |
縁頭 | 梅花図、素銅地 高彫 |
小柄 | 素紋、素銅地 |
その他 | 白鮫皮着黒糸捻り巻柄 |
手柄山正繁は二代手柄山氏繁の次男として宝暦十年(1760)播州姫路生まれ。兄の新兵衛氏繁が早世したのでその跡を継いで「氏重」または「氏繁」と銘する。播州姫路手柄山の麓に住したことから手柄山を称す。天明年間に大阪で鍛刀、同八年(1788)白河楽翁(陸奥国白川藩三代藩主松平定信・寛政の改革を推進した中心人物で幕府老中・八代将軍吉宗孫)に抱えられ同年江戸に移住し鍛刀する。享和三年(1803)甲斐守を受領。文政十三年(1830)70歳没。作風は津田助廣に私淑し濤瀾風大互の目を得意とする。本作は焼高く飛焼きを交えた濤乱風の刃文。助廣に範を取った手柄山甲斐守正繁の端正な脇指。茶漆塗笛巻鞘拵が附されている。 |
価格 | 600,000円 購入 |