日本刀講座 名刀鑑賞   平成28年12月18日

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冥賀吉也先生をお招きして日本刀講座をおこないました。

先ず講義は、「新刀以降の日本刀」として「古刀は生産地(備前など)で作られたが、新刀は需要と供給の地(大阪、江戸、肥前、薩摩、加賀など)で作られた」ということ。また「新刀は関の影響を受け鎬地は柾目になる」などお話し頂きました。

鑑賞は室町時代二百年の備前刀の変遷がわかる6振
一号刀 備州長船則光 永享二年八月日
二号刀 備州長船祐光 文安元年八月日
三号刀 備州長船忠光 文明十八年二月日
四号刀 備前国長船祐定作 永正十年二月吉日
五号刀 備前国住長船新拾郎祐定作 天正十年八月吉日
六号刀 備前国住長船治右衛門尉清光 元亀三年八月吉日

懇親会は今年の大刀剣市や冥賀先生の師匠である柴田光男先生のお話しで盛り上がりました。

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