福隆美術工芸  令和元年6月6日

刀剣界 福隆美術工芸

全国刀剣商業協同組合紙 「刀剣界」-刀剣商リレー訪問-の取材で4月25日に引っ越しオープンした「福隆美術工芸」を訪問しました。以下取材文章:

甲冑販売で名高い福隆美術工芸(代表綱取譲一氏)が4月15日より八丁堀に移転オープンしました。レトロな建物であった旧店舗の銀座二丁目から昭和通りを日本橋に向かい直線距離で約1キロ。古美術店舗が立ち並ぶ京橋の宝町歩道橋から八丁堀方面に向かって程なく、材木屋やお地蔵様など昔の名残が漂う閑静な場所です。
福隆美術工芸は画家を志した初代綱取保次氏が自身の雅号「福隆」を付けて昭和43年(1968)に創業。昭和58年(1983)父である初代の急逝を受け現二代目が若干21歳で受け継いで早37年。旧店舗は近代建築百選にも選ばれた昭和の木造建築でした。しかし耐震強度やら地域再開発やらに抗うことはできず、創業から51年目の移転となりました。
新店舗は床面積が狭くなりましたが、高い天井にはシーリングファン(天井扇風機)とロフト(中2階)が備えられ、壁棚や壁掛けを効果的に用いて機能的な造りにしています。
新天地で親切な方々とのご近所付き合いに触れながら新たなスタートを切り、引っ越しが漸く落着きました。これから銀座の賑わいから離れ、古美術に関心ある人達が足を運ぶ店にしたいと頑張っています。
〒104-0032東京都中央区八丁堀3-1-3三飯野ビル1階
電話ファックス03(6280)4987
営業時間11時~18時30分

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