商品 No. | KA-0361 |
銘 |
|
国 | 陸奥国磐城 |
時代 | 江戸時代前期 |
|
寸法 |
|
日本美術刀剣保存協会鑑定書 |
|
|
登録証 |
教育委員会:千葉県 |
交付日:昭和33年07月10日 |
|
|
|
詳細情報 |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 反り浅め 磨上二尺三寸四分の端麗な姿 |
鍛 | 小板目肌よく詰み 地景入り地沸付く |
刃文 | 直焼き出しを伴なう互の目乱れ、匂深く冴え 小沸付き 砂流し掛かる |
帽子 | 直ぐに小丸 |
茎 | 磨上(1寸7分/5.1cm程)、大筋違鑢 |
目釘孔 |  2 |
鎺 | 素銅地銀着岩石鎺 |
|
外装情報 |
|
|
コメント |
加賀守貞則は本名鈴木佐右衛門、生国は肥後国菊地で、延寿鍛冶の後裔といわれ、大阪に出て井上真改に学ぶ。のち奥州磐城城領主(現福島県いわき市)内藤家に抱えられて磐城に移住した。作風は小板目がよく詰んで細かな地沸が付いて冴える。刃文は小沸がよく付いて、匂深く互の目乱れ、湾れ乱れ、直刃等があり、砂流し掛かり匂口の明るく冴えるものが多い。作刀は承応四年(1655)から正徳五年(1715)に及んでいる。上作・業物刀工。本作は操作性を高めるために磨上(5.1cm)してもなお二尺三寸四分程ある端麗な姿。親国貞の作風に見紛える気力溢れた貞則の典型作。 |
|
|
|