商品 No. | TAN-0176 |
銘 |
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国 | 備前国長船 |
時代 | 室町時代後期(1564) |
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寸法 |
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日本美術刀剣保存協会鑑定書 |
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登録証 |
教育委員会:福岡県 |
交付日:昭和26年01月16日 |
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詳細情報 |
姿 | 平造り庵棟、身幅広めに重ねの厚い頑健な姿 |
鍛 | 板目肌に小杢を交え地景入り小粒の地沸付く |
刃文 | 焼の深い直ぐ調刃文に小互の目を交え小足入り、二重刃風見られ金線入り変化に富む |
帽子 | 焼深く沸付いて火焔状となり長く焼き下げる |
茎 | 生ぶ、勝手下がり鑢、栗尻 |
目釘孔 |  2 |
鎺 | 素銅地銀着揚羽蝶紋入越中鎺 |
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外装情報 |
外装 |
拵付 |
拵 |
黒蝋色塗揚羽蝶紋蒔絵鞘合口短刀拵 |
拵全長 |
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柄全長 |
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コメント |
祐定は室町後期の備前を代表する刀鍛冶の名跡。本作永禄七年(1564)の短刀は、身幅広めに重ねしっかりとして短寸ながら手持ち重く、僅かに内反りの付いた鋭利で頑健な姿。信長が桶狭間の戦い(1560)で今川義元を打ち、尾張統一(1565)を成す時代で、戦陣に立つ武将が腰に帯びた作であろう。付された黒蝋色塗蝶紋蒔絵鞘合口短刀拵は近代の作ながら優れた技巧が示された作。内外共に得難い逸品。 |
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