商品 No. | WA-0238 |
銘 |
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国 | 備後国 |
時代 | 室町時代 |
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寸法 |
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日本美術刀剣保存協会鑑定書 |
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登録証 |
教育委員会:神奈川県 |
交付日:平成15年07月15日 |
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詳細情報 |
姿 | 菖蒲造り庵棟 |
鍛 | 杢交じりに板目流れ肌立つ |
刃文 | 細直刃締まり気味にやや湾れ小互の目入る |
彫刻 | 表:蓮台に草の倶利伽羅・ 裏:重ね樋に梵字、添え樋 |
帽子 | 焼詰め風の大丸 |
茎 | 生ぶ無銘、切り鑢、栗尻 |
目釘孔 |  2 |
鎺 | 銀無垢横鑢鎺 |
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外装情報 |
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コメント |
三原は鎌倉時代に大和の刀工により作刀が伝えられた備後国(現広島県)の刀工一派。作風は大和の流れを汲んで鎬高く鎬幅が広い。鍛えは杢目肌で刃文は匂口締まる直刃が基調。本作は無銘ながら同派の特徴を合わせ持ち三原で鑑定が極められた菖蒲造の脇指。龍が剣に巻き付いた形で不動明王をあらわす倶利伽羅が最も図案化された草の形で指表に彫られており、400年を超える経年で今なお現代に輝きを伝える貴重な作です。僅かな刃こぼれと鎺下に鍛え割れが窺えますが鑑賞を損ねる疵ではないと思われます。 |
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