商品 No. | WA-0393 |
銘 |
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国 | 薩摩国 |
時代 | 江戸時代中期 |
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寸法 |
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日本美術刀剣保存協会鑑定書 |
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登録証 |
教育委員会:和歌山県 |
交付日:平成30年12月05日 |
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詳細情報 |
姿 | 鎬造り庵棟、寸を抑え身幅広く重ね厚く切先延びた頑丈な姿 |
鍛 | 小板目よく詰み、叢沸付く |
刃文 | 湾れ気味なだらかな互の目、匂深く、小沸に荒沸交じり砂流し二重刃掛かる |
帽子 | 乱れ沸崩れて掃き掛け火焔風になり尖り気味深く返る、棟焼を見る |
茎 | 生ぶ、切鑢 浅い刃上がり栗尻 |
目釘孔 |  1 |
鎺 | 素銅鎺 |
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外装情報 |
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コメント |
清興(きよおき)は薩州正房門の清行三男。延宝七年(1679)生。鍛錬を好むとともに文筆に励み24歳で備前清光より伝えられた鍛法をしめす文献としての価値ある「鍛冶秘伝記」を著した。26歳で入道し、自現入道、山伏自現坊、快真坊などと銘を切る。宝暦九年(1759)81歳没。業物刀工。本作、宝永二年(1705)清興26歳入道間もない力漲る作。地鉄は良く詰んだ小板目に地沸が付き、刃文は湾れ気味になだらかな互の目、匂深く、小沸に荒沸が交じる。薩摩刀の特徴顕著な重量感ある小脇指。 |
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