商品 No. | WA-0430 |
銘 |
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国 | 武蔵国 |
時代 | 江戸時代前期 |
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寸法 |
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登録証 |
教育委員会:東京都 |
交付日:昭和48年05月24日 |
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詳細情報 |
姿 | 片切刃造り(表平造り、裏切刃造り)三つ棟、威厳ある姿 |
鍛 | 杢交じり板目流れる |
刃文 | 中直刃、匂深く小沸付き冴え 砂流し頻りに掛かる |
彫刻 | 表素剣、裏棒樋腰に素剣を浮彫 |
帽子 | 小沸付いて直ぐに丸、長く返る |
茎 | 生ぶ、筋違鑢 入山形 |
目釘孔 |  1 |
鎺 | 白鞘: 素銅地金着苔鑢二重鎺、拵:素銅地銀着腰祐乗鑢鎺 |
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外装情報 |
外装 |
拵付 |
拵 |
茶漆磯草塗鞘合口脇指拵 |
拵全長 |
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柄全長 |
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目貫 |
表:天狗面、素銅地、容彫象嵌色絵・裏:お亀面、銀地、容彫象嵌色絵 |
縁頭 |
瑞雲鳳凰、鉄地、金色絵 |
小柄 |
蘆に舟、鉄地、銀真鍮象嵌 |
その他 |
鉄揃金具(縁頭、鯉口、鐺、栗形、裏瓦)、白鮫皮出目貫柄 |
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コメント |
和泉守兼重は生国越前ではじめ矢の根鍛冶を営む名人と伝えられる。系統は明らかではないが、作風から同郷越前関系刀工の指導を受け刀匠に転じ、寛永初期に江戸に入り和泉守を受領し藤堂和泉守高虎のお抱え鍛冶となる。一説には虎徹の師ともいわれ、地刃の強いところなどに師弟関係を頷かせるものがある。本作は和泉守兼重のめずらしい片切刃造り。特定非営利活動法人 日本刀保存会の優秀作。同組織で所蔵され、会員向けに頒布された「優秀刀図録」の所載刀。日本美術刀剣保存協会の鑑定書はまだ付されていないが同協会審査での特別保存刀剣合格確実視し得る作。時代の茶漆磯草塗鞘合口脇指拵が付されている。 |
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