野田会刀剣市場の準大会をビジネスホテル野田で開催しました。6月3日の「大会」に準じて、12月3日を恒例「準大会」にして今年で3回目。野田会にご参加いただいている刀剣商への感謝の気持ちを込めて取組んでいます。おかげさまで今年は出席者および出来高共に僅かながらも記録を更新することが出来ました。参加する方々がこの準大会向けに特別な品物を出品してくれてアットホームな雰囲気の中、夕方まで活発な競り売りがおこなわれました。スタッフ一同充実した一日でした。
11月25日(土)公益財団法人 日本美術刀剣保存協会の第3回全国大会祝賀式典(協会設立75周年・たたら創業45周年記念)が彬子(あきこ)女王殿下ご臨席のもと第一ホテル両国で開催されました。3百名近くの刀剣関係者が集い、私も全国刀剣商業協同組合の一員として出席しました。折角の機会でしたがアキレス腱の怪我で動きがままならず周りの方とのみ親交を交わしました。当日午後におこなわれた一本入札鑑定では、並み居る目利きの中で、若手刀剣商の冥賀亮典さん(つるぎの屋)と飯田慶雄さん(飯田高遠堂)が地位・人位となり表彰され仲間の栄誉に湧きました。また来賓祝辞を述べられた山田宏参議院議員より、人間国宝刀匠の誕生、海外に伝える日本刀(新作刀)の魅力、たたら和鉄文化の伝承について言及があり政治家の後押しが期待されます。日本刀に携わる者が今後の発展をめざす一大イベントでした。
大刀剣市2023が無事に閉幕しました。今年は、昨年より出店数が7店増えて70店舗、11月18日(土)・19日(日)の2日間、より充実させようと開催期間が1日短縮されました。天気にも恵まれて来場者は多く、初日の開場時間10時には入場までに30~40分待ちの行列になるほどでした。全国はもとより海外からも多くの愛刀家や刀剣に携わる方々が来場し、その期待が窺えます。私は不覚にも10日前に右アキレスけんを断裂してしまいギプスで足を固定しての接客でした。椅子に座らなければならないもどかしさはありましたが、馴染みの方々に「どうしたの?」と聞かれながら、久しぶりの再会に話が弾み旧交を温めました。早くも来年の大刀剣市が待ち遠しいです!
「刀箱(卓上短刀箱)」を東京西葛西店で常設しています。その事が、刀箱師 中村圭佑さんのブログ・HP・SNSに掲載されました。日本刀の新しい展示スタイルとして広まり、新たな愛刀家が増えばよいと考えています。
■ブログ https://note.com/katana_case_shi/n/n92e809ef789c
■HP https://www.katana-case-shi.com/shop
■Twitter https://twitter.com/katana_case_shi/status/1694600107675762813?s=20
岩手県のみなさまに日本刀を身近に感じてもらう良い機会にしたいと願い、第2回盛岡刀剣市を5月12日(金)から3日間、いわて県民情報交流センター「アイーナ」で開催しました。事前の新聞広告に加えて、地元新聞社の岩手日報と盛岡タイムスから取材を受け記事が土曜日朝刊に掲載。認知が広がりました。来場の愛刀家は地元日刀保岩手支部のみならず青森県八戸や秋田支部といった隣県からもありました。さらなる広がりの期待が持てます。また今回も盛岡の山口清房無鑑査刀匠がご来場され餅鉄や作刀の貴重な経験談を伺うことができました。
展示即売会の結果としては芳しい内容ではありませんでしたが、知恵と工夫を凝らして次回はイベントが成功するようにがんばります。
「富山刀剣即売会」を全国刀剣商業協同組合の刀剣商5名<敬称略>:儀平屋(今津敦生)・慶長堂(ロバート・ヒューズ)・三刀流(山田基洋)・新堀美術刀剣(新堀徹)・美術刀剣松本(松本義行)で、4月21日(金)から3日間、富山県高岡市福岡にぎわい交流館「フクール」で開催しました。
富山県は現在日本刀専門店が見当たらない空白地帯。そこで北陸の方々に日本刀を身近に感じてもらい、愛刀家を掘起こしながら、賑わうだろうとみんなで意気込みました。地元新聞に広告を掲載して告知に努め、期待が膨らみました。
しかし残念ながら結果は空振り。反省点としては、会場の立地。富山市と金沢市双方からの愛刀家来場を期待しましたが、どちらからも車で1時間の立地は遠過ぎました。次に郷土刀の宇多物展示が少なかったこと。来場者から助言を受けました。
「失敗は成功のもと」。今回の経験を活かして、次は成功に導くことができると思います。美味しい富山の料理に舌鼓を打ち、刀剣商同士の親睦を深め、有意義な展示即売会でした。
昨日9日水曜日夜から本日10日木曜日午後にかけて、弊社のホームページにアクセスができなくなりました。原因は弊社が利用しているサーバーのプロバイダーが某国からのサーバー攻撃を受けて、その防衛策として同社のシステムを急遽バージョンアップしたため不具合が生じたと報告を受けております。閲覧しているみなさまには多大なご不便をお掛けし誠にすみませんでした。今は正常に戻りましたので引き続きご愛顧の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。 松本義行
9月21日(水)から25日(日)の5日間、東京西葛西店で第5回西葛西刀剣市を開催しました。昨年7月15日に西葛西店をオープンし1年が経過。2021年9月から3カ月毎に開催している「西葛西刀剣市」は今回で5回目を迎えました。そして、漸く新型コロナ感染の規制緩和が進むようになり、今回初めて読売新聞の首都圏一都三県(東京23区、千葉、埼玉、神奈川)に新聞広告を各2回打ちました。しかし意気込んで宣伝して賑わいを期待したのですが、連休が台風に見舞われるなど結果は思うように結びつきません。少々落ち込んでいると、その後1週間が経ちますが、再度来店して商品を買われる方がいたり、「期間中は都合が悪かったので終わってからになった」という新聞広告を見て初来店された方がいたり元気付けられます。次回は12月7日(水)から5日間開催。また読売新聞で小さいながらも広告宣伝をおこない「西葛西刀剣市」の認知度アップに努めます!
商品をより理解していただくため、今年2月から中原信夫先生にお願いして音声解説をスタートさせました。おかげさまで音声解説が功を奏して早く注文販売に結び付いています。しかしながら折角の音声解説が売却翌月には販売リストから外れますので音声解説が聞けなくなり惜しいという声が多く寄せられておりました。そこで「音声解説アーカイブ」ページを新しく設けました。ホームページ・メニューバーの「刀剣知識」を選択クリックし、最上段に表示される「音声解説」を選択クリックしてください。商品を選択クリックすると音声ファイルが表示され、販売済みの商品解説を聞くことが可能です。中原先生と試行錯誤をしながら音声解説に取組んでいます。ご要望やご意見などございましたらお気軽にお知らせください。
第7回郡山刀剣市を8月11日(木・祝)より3日間、福島県郡山市の「ビッグパレットふくしま」で開催しました。同施設は2月に発生した福島県沖地震の被害を受け、いつもの会場が使用できず狭い1階の会場となりました。隣接会場では東北初開催の「バンクシーって誰?展」を開催中。ついでとして当方に来る方が多く、当方目的の来場者が落ち着いて品定め出来ず、やむなくついでの方はお断りしなければならない事態になりました。また今回は地元紙(福島民報・福島民友)の記事掲載に加えて、初めて地元テレビ局が取材に訪れお昼のニュースで流してくれました。日本刀に対する意識の高まりが窺えます。馴染みのお客様が増え、充実した3日間でした。
7月22日(金)から3日間、山形市の山形国際交流プラザ「山形ビッグウィング」で「山形刀剣市」を開催しました。会場の広さが417㎡と普段おこなう場所の3倍はあるため、今回はフジヤ(郡山市)、木村美術刀剣店(高崎市)、三刀流(横浜市)、新堀美術刀剣(横浜市)の4者に参加協力をしてもらい豊富な品揃えで臨みました。新聞広告で宣伝を重ね、初開催でも山形の愛刀家に届くようにと願いました。ところが、山形県の新型コロナ感染者数は7月20日これまでの最高記録であった2月3日の350人から一気に581人へと急増。最悪のタイミングに意気消沈です。ところが地元最多購読紙の山形新聞が取材に来て土曜日に記事を掲載。動画でも取上げてくれました。すると来場者は初日の金曜日から土曜日と日曜日は3倍増。当初の予想を遙かに上回る来場者となりました。多くの来場者から説明に対するお褒めの言葉を頂く事が出来ましたので日本刀を少しでも身近に感じてもらえたと思います。そして今回協力先もすべて販売をおこないイベントは成功だったと感じています。充実した合同展示即売会の一日が終わると夜は山形の美味しい料理で参加者一同親睦を深めました。
第1回盛岡刀剣市を5月13日(金)から3日間、アイーナいわて県民情報交流センター 6階世代間交流室で開催致しました。初めてとなる東北岩手県での開催です。会場の「アイーナいわて県民情報交流センター」は、盛岡駅西口に隣接した全面ガラス張り9階建てのモダンな建物。県立図書館や研修会議会場などを備えた複合施設で、歴史や文化を背景にした日本刀・刀装具のイベントに適した場所でした。3日間の来場者は、新聞広告での宣伝効果や地元愛刀家のサポートを受けてかなり多く盛況でした。地元の山口清房無鑑査刀匠がご来場くださり貴重な作刀のお話を伺うことも出来ました。今回、多くの来場者が次回の案内を受けるべく記帳をおこなってくれました。関心の高さが窺え、初回である今回、購入に至る方は少なかったのですが将来性ありと感じています。そして来年5月の会場予約をおこない期待に胸を膨らませて帰ってまいりました。
4月22日(金)と23日(土)の2日間、第1回水戸刀剣市を開催致しました。会場は水戸駅南口直結の「ホテル テラス ザ ガーデン水戸 2階シーズンⅡ」。新聞広告で宣伝し、水戸の刀剣・刀装具を取り揃えて臨みました。既存のお客様方が応援してくれましたので先ず先ずの結果に胸を撫で下ろしています。これから毎年開催して認知度や信用度を高め水戸のお客様作りに励みます。また今回は新堀美術刀剣(新堀徹さん)と三刀流(山田基洋さん)の「水戸 刀剣即売会」と連携して会場別ながら同時開催をおこないました。愛刀家を増やすべく努力しています。来年は4月23日(土)と24日(日)の2日間、ホテル テラス ザ ガーデン水戸」で同じように開催する予約をおこない帰ってきました。