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新着情報 刀剣

短刀
Oct 1, 2025
商品 No. TAN-0365
: 水戸住正勝作
裏銘
: 昭和十三年四月日
刃長
: 9寸 3分 4厘 / 28.30 cm
外装
: 拵付
: 茨城県水戸
時代
: 昭和(1938年)
説明
: 本作は勝村正勝二代。初代正勝は十歳で勝村徳勝に入門。十六歳で師の徳勝と共に江戸に上り、細川正義、ついで固山宗次、さらに石堂是一に学ぶ。師徳勝の次女婿となり勝村姓に改め、明治二年(1869)水戸藩工となる。大正三年(1914)没。二代正勝は初代正勝の子。明治14年(1881)水戸に生まれ、水戸で鍛刀する。作風は家伝の大和伝柾目鍛えに直刃、小互の目を焼く。陸軍受命刀工。昭和22年(1947)没。本作は祝差し。「祝差し」は五歳になった武家の男児が、七五三の祝いに差す刀。「稚児差し」ともいう。刀身や拵を縮小したもので、定紋や縁起のいい図を外装にあらわす。鎺は銀無垢で水戸金工の北川北仙(二代目)在銘。得難い作。
価格
売却済
 
TAN-0365
 
Oct 1, 2025
商品 No. KA-0768
: 備州長船法光作
裏銘
: 文亀三年八月吉日
刃長
: 2尺 0寸 9分 9厘 / 63.60 cm
外装
: 拵付
: 備前国
時代
: 室町中期
説明
: 法光(ほうのりみつ)は南北朝期からはじまる備前の名跡で、勝光、宗光、忠光、祐定らと肩を並べえる実力刀工家。本作は文亀三年(1503)紀と銘振りから六代左衛門尉と鑑せられる。樋は掻き通しの二筋樋を避けた平地に銘が鐫られていることより生ぶ樋。鑢目や錆色の茎状態抜群。小板目詰んで柾流れに淡く乱れ映り掛かる地鉄とはたらき多い互の目丁子乱れの刃文は健全。丸に土佐柏紋が附された鎺から山之内家由来の刀と伝えられる。文亀三年の法光。優刀にふさわしい螺鈿塗鞘打刀拵が附されている。2021年特別保存刀剣審査合格。
価格
: 1,750,000円
 
KA-0768
KA-0768
Sep 30, 2025
商品 No. KA-0767
: 米澤住直信作
裏銘
: 嘉永三年九月日
刃長
: 2尺 3寸 1分 0厘 / 70.00 cm
外装
: 白鞘
: 出羽国米沢
時代
: 江戸時代後期(1850年)
説明
: 赤間直信は赤間綱信嫡子。綱信に師事し、のち月山貞吉、貞一の教えを受ける。本作は、鎬造り庵棟、重ね厚く鳥居反り深く毅然とした雰囲気ある姿。地鉄は小板目詰み地沸付き地景入る。刃文は小足入る締まり加減の直刃。化粧を伴う筋違鑢の茎は太鏨の銘が刻され時代があらわす自然の錆が付いて健全。2019年特別保存刀剣審査合格。
価格
: 550,000円
 
KA-0767
KA-0767
短刀
Sep 24, 2025
商品 No. TAN-0367
: 備前國住長船清光
裏銘
: 天正十年二月日
刃長
: 7寸 8分 2厘 / 23.70 cm
外装
: 拵付
: 備前国
時代
: 室町後期(1582年)
説明
: 清光は室町時代末期の備前国長船刀工。この末備前清光には多くの同銘工があるが、五郎左衛門尉(天文頃)、孫右衛門尉(永禄頃)、源五郎(弘治頃)が優れている。天正年紀の清光には新拾郎清光、孫兵衛清光、七郎衛門清光、八右衛門清光がおり特定出来ない。本作は薙刀直し造りの鋭利な姿。洒落た黒蝋色塗合口拵に納められている。
価格
: 350,000円
 
TAN-0367
TAN-0367
脇指
Sep 23, 2025
商品 No. WA-0810
: 備州長船行久
刃長
: 1尺 0寸 1分 3厘 / 30.70 cm
外装
: 拵付
: 備前国
時代
: 室町時代前期
説明
: 行久は小反一派。応安頃(元年1368)の初代から応永頃(元年1394)の二代、永享頃(元年1429)の三代と続く。本作は、重ね薄く延文貞治形から応永備前への移行期姿。時代を経た疲れが僅かに窺えるが、特徴ある自身銘で切られた茎の鑢目、錆の状態は健全。淡い棒映り立つ室町前期の小反物。2001年保存刀剣審査合格。素銅金具の黒蝋色塗小さ刀拵が付されている。
価格
: 400,000円
 
WA-0810
WA-0810
脇指
Sep 23, 2025
商品 No. WA-0819
: 下総守国義(親国貞門)
刃長
: 1尺 8寸 1分 5厘 / 55.00 cm
外装
: 白鞘
: 石見国
時代
: 江戸時代前期(慶安)
説明
: 下総守国義は本国日向。上京して親国貞門人となる。のちに石州浜田に移住。慶安三年から寛文七年(1650-1667)の年紀作あり。親国貞に似た作刀を遺す。寒山先生鞘書「日向国住下総守国義 大坂井上真改門ト云フ 時代宝永 珍[躰]物也 刃長壱尺八寸二分有之 昭和甲寅(49・1974)年新春吉日 寒山誌(花押)」中の、井上真改門・時代宝永(1704-1711)は、下総国義には初二代あって本作は整った刃文と「守」第六角の銘振りから真改門人の二代とみたのであろう。希少な下総守国義の優品。2009年保存刀剣審査合格。
価格
: 350,000円
 
WA-0819
WA-0819
音声ガイダンス
脇指
Sep 23, 2025
商品 No. WA-0821
: 無銘(兼延)
刃長
: 1尺 4寸 6分 2厘 / 44.30 cm
外装
: 白鞘
: 美濃国
時代
: 南北朝時代
説明
: 本作刀は「直江志津」と呼ばれる門流の「兼延」極め。直江志津は、志津三郎兼氏が鎌倉時代後期に隆盛していた相州伝の技法を組み入れ、大和伝と相州伝を融合させた美濃伝を手掛けて大和国より美濃国志津に移住、その直門が美濃国直江に移住して南北朝時代から室町初期にかけて作刀し美濃伝を完成させた刀工一派。本作は矢筈に近い刃が伴い砂流し掛かり直江志津の特徴をよく示し「伝直江志津」とも言える。埋金と思える直し窺えるが補って余りある南北朝時代の優作。2025年3月審査で特別保存刀剣審査合格。
価格
売却済
 
WA-0821
WA-0821
Sep 23, 2025
商品 No. KA-0755
: 於東叡山麓岩野道俊作
裏銘
: 文久元辛酉歳八月吉日
刃長
: 2尺 5寸 0分 8厘 / 76.00 cm
外装
: 白鞘
: 陸奥国盛岡
時代
: 幕末期(1861年)
説明
: 道俊は岩野竹蔵。江戸で会津道辰門の道賀(みちよし)に学び蟠龍斎と号した。陸奥国盛岡住。盛岡藩工。江戸下谷にても打つ。年紀作は嘉永三年(1850)から明治十八年(1885)。本作は文久元年紀(1861)於東叡山麓(東叡山は上野の寛永寺)から道俊壮年期、江戸下谷に於いての豪壮美麗な傑作。1988年保存刀剣審査合格。
価格
売却済
 
KA-0755
KA-0755
Sep 22, 2025
商品 No. KA-0759
: 兼景
刃長
: 2尺 5寸 1分 5厘 / 76.20 cm
外装
: 白鞘
: 美濃国関
時代
: 室町時代後期
説明
: 長寸二尺五寸一分、中切先反り尋常流麗な姿、大振りな銘から天正頃の関兼景と思われる。地鉄は板目詰んで流れ白け映り立ち、刃文は匂口締まりごころの小足がよく入る直刃。帽子深く健全良好な出来。2006年保存刀剣審査合格。
価格
: 500,000円
 
KA-0759
KA-0759
古式銃
Sep 22, 2025
商品 No. KOJU-0112
: 地鉄鍛二重巻張 摂州住嶌谷喜八郎重覚 花押
全長
: 3尺 9寸 3分 7厘 / 119.30 cm
銃身長
: 2尺 9寸 8分 7厘 / 90.50 cm
口径
: 3分 9厘 / 1.17 cm
: 摂津/和泉国堺
時代
: 江戸時代後期
説明
: 嶌谷喜八郎重覚は喜八郎家の堺鉄砲鍛冶。本作は銃口(巣口)部分がふくらみのあるらっきょう形の柑子(こうじ)で、銃床の華麗な飾り金具が美観を高める完品。状態良く、からくりは正常に稼働する。
価格
: 300,000円
KOJU-0112
 
古式銃
Sep 22, 2025
商品 No. KOJU-0113
: 刀鍛巻張榎並屋次郎兵ヱ重一作
全長
: 4尺 1寸 2分 5厘 / 125.00 cm
銃身長
: 3尺 0寸 3分 6厘 / 92.00 cm
口径
: 3分 6厘 / 1.10 cm
: 摂津国
時代
: 江戸時代後期
説明
: 堺鉄砲鍛冶榎並屋一門の火縄銃。虎斑(とらふ)といわれる縞模様の銃床には煌びやかな飾り金具が付される。堂々とした銘が刻された銃身の銃口部分は「らっきょう」といわれる人気の柑子(こおじ)。飾り映えする火縄銃。からくり正常に稼働する。
価格
: 300,000円
KOJU-0113
 
Sep 19, 2025
商品 No. KA-0758
: 無銘(法華)
全長
: 2尺 2寸 7分 4厘 / 68.90 cm
外装
: 白鞘
: 備後国
時代
: 南北朝時代
説明
: 法華(ほっけ)は備後国の南北朝・室町期の刀工一派。一乗派の別称で法華三原ともいう。二代三原正家子の一乗が法華宗の僧になったことが由来。一乗の応安元年(1368)の刀銘に「備後国尾道日蓮宗法師一乗作」がある。作風は、三原物より反りが浅く、重ね厚く、武骨な姿。焼幅の広い直刃調の刃文と板目に柾がかった鍛えに特色がある。本作は、法華(南北朝期)と極められた大磨上無銘、覇気ある作。2024年特別保存刀剣審査合格。
価格
: 1,000,000円
 
KA-0758
KA-0758
脇指
Sep 9, 2025
商品 No. WA-0807
: 盛家作(島田)
裏銘
: 助真作
全長
: 1尺 2寸 7分 7厘 / 38.70 cm
外装
: 拵付
: 駿河国島田
時代
: 室町中期(永正頃)
説明
: 本作は島田物で稀有な「盛家」と「助真」の合作刀。銘鑑によると助真は永正頃とあるが盛家は名鑑漏れ。指表の盛家が指裏の助真より格上であること、「盛」を冠する古刀期の島田刀工は皆無であることから、他国との交流や今川氏の需に応じて合作したか、興味は尽きない。2005年刀剣審査で保存合格。黒蠟塗樫木刻鞘脇指拵が付されている。
価格
: 450,000円
 
WA-0807
WA-0807
古式銃
Sep 7, 2025
商品 No. KOJU-0111
: 水府岡田政利作
全長
: 4尺 5寸 2分 1厘 / 137.00 cm
銃身長
: 3尺 3寸 1分 7厘 / 100.50 cm
口径
: 4分 6厘 / 1.40 cm
: 常陸国水戸
時代
: 江戸時代
説明
: 「水府岡田正利作」銘のめずらしい水戸火縄銃。状態良好。からくりは正常に稼働する。
価格
: 300,000円
KOJU-0111
 
古式銃
Sep 7, 2025
商品 No. KOJU-0110
: 奥州登米[大][森][林]右衛門定香作 上鍛 ・(上象嵌)霽月
全長
: 4尺 5寸 8分 0厘 / 138.80 cm
銃身長
: 3尺 3寸 2分 6厘 / 100.80 cm
口径
: 4分 6厘 / 1.40 cm
: 陸奥国仙台登米
時代
: 江戸時代
説明
: 仙台藩は伊達家六十二万石が治めた東北地方最大の領国。火縄銃の装備率高く、引き金は透かし、前後共に谷型の目当て、二つしかない目釘孔、大きい口径などが特徴。本作は、大森林右衛門定香作の仙台筒。銃身上に象嵌で「霽月(せいげつ ※雨上がりの晴れた空に浮かぶ冴えた月を意味し、転じて曇りなくさっぱりとした心境を指す)」、銃床下に「奥州登米大森林右衛門定香作・上鍛」の銘を刻す。登米(とよま)は仙台伊達藩の一門が治めた城下町。状態良好。からくりは正常に稼働する。
価格
売却済
KOJU-0110
 
Sep 6, 2025
商品 No. KA-0753
: 水府住徳宗作
裏銘
: 嘉永五年八月日
全長
: 2尺 3寸 9分 9厘 / 72.70 cm
外装
: 白鞘
: 常陸国水戸
時代
: 江戸時代後期(1852年)
説明
: 徳宗(のりむね)は関口幸左衛門、寛政七年(1795)水戸藩士関口徳政の子として生まれ、のち初代徳鄰に師事して、天保十二年(1841)烈公に抱えられて水戸藩工となる。水戸藩の白旗山武器製作所で筆頭刀工として鍛刀し、多くの門弟を育てた。初代勝村徳勝は徳宗の門人。明治六年(1873)没。作風は師徳鄰と異なり匂口の締まる備前伝丁子刃を得意とした。本作は嘉永五年(1852)徳宗57歳円熟期に白旗山で打たれた作であろう。茎の朽込惜しいが地刃の状態は良好。2024年保存刀剣審査合格。
価格
売却済
 
KA-0753
KA-0753
Sep 6, 2025
商品 No. KA-0754
: 備前国長船祐定作
裏銘
: 天正二二年八月吉日
全長
: 2尺 2寸 8分 4厘 / 69.20 cm
外装
: 白鞘
: 備前国
時代
: 室町後期(1576年)
説明
: 祐定は室町時代後期の備前国を代表する刀工の名跡。本作は天正四年(1576)の年紀がある(「備州」ではなく)備前国住長船祐定銘の打刀。戦国時代を風靡した末備前独特の乱れ刃を焼く。本作は下半焼高く激しく乱れ、ものうちあたりは焼を抑えておだやか。実戦を想定しものうちでの折れを防ぐ刃文。見どころ十分。449年の時を経た天正祐定。2025年3月審査で保存合格。
価格
売却済
 
KA-0754
KA-0754
太刀
Sep 5, 2025
商品 No. KA-0752
: 備州国分(以下切)(国分寺助国)
全長
: 2尺 3寸 4分 6厘 / 71.10 cm
外装
: 白鞘
: 備後国
時代
: 鎌倉末期(嘉暦-元徳1326-1331頃)
説明
: 本作は平成16年(2004年・第50回)指定重要刀剣。太刀 国分寺助国(佩表目釘孔下に「備州国分」と大振りの銘があり以下を磨上)。国分寺助国は鎌倉時代末期(嘉暦-元徳1326-1331頃)、「備州」と在国を切る備後国の刀工。「(以下重要図譜引用)この太刀は、身幅が広めで、元先の幅差があまり目立たず、磨上ながらも踏ん張りごころをとどめて、反り高く、腰反りの付いた雄渾な太刀姿を呈している。鍛は板目に杢・流れ肌が交じり、所々強く流れて柾が掛かり、肌立ち、地沸微塵に付き、白け映りが立ち、刃文は直刃基調に互の目・小丁子・小互の目・角張る刃・小乱れの刃等が交じり、総体に逆掛かり、足・葉・逆足が入り、小沸がよく付き、金筋・砂流しが掛かるなどの出来をあらわしている。直刃仕立ての刃取りに互の目・小丁子・小互の目等多種の刃を交えて賑やかとなり、さらに足・葉が繁く入って刃中に変化が見られ、また逆がかって、逆足を交える様は、元徳元年紀の助国の太刀(重要美術品)に相通じるものがあり、特筆される。平肉が豊かで、出来がよく、加えて地刃共に健全な一口であり、助国の作域を知るうえで資料的にも価値が高い」。研ぎの名人と謳われる平井千葉師(人間国宝本阿弥日洲研師の実父)の鞘書(昭和11年・1936)も貴重。
価格
: 5,500,000円
 
KA-0752
KA-0752
Sep 2, 2025
商品 No. KA-0756
: 和泉守国貞(二代 井上真改同人)
全長
: 2尺 2寸 9分 0厘 / 69.40 cm
外装
: 白鞘
: 摂津国
時代
: 江戸時代初期(万治頃)
説明
: 本作は「和泉守国貞」(二代)と特別保存刀剣鑑定書にあるように井上真改。銘字は鏨が強く鮮明で、「泉」の第三画の縦棒が角がかる点や「守」の第二画が真直ぐ下に刻される特徴からわかる。老いた初代に代わって真改が鍛えたいわゆる真改国貞の刀。井上真改は寛永八年(1631)初代和泉守国貞(親国貞)の次男として生まれ、初銘を父と同じく国貞と切り慶安三年(1650)21歳頃には父の代作代銘を盛んにおこなった。父没年の承応元年(1652)和泉守を受領。寛文十二年(1672)八月より真改に改める。天和二年(1682)急逝53歳。助廣とともに大阪新刀の双璧とされる最上作・大業物刀工。本作は、刀工辞典新刀編所載の萬治年間(1658-1661)と記載された「和泉守國貞」に銘が酷似する同工30歳頃の作。才気溢れる真改国貞の優作。寒山先生の鞘書ある古鞘付き。
価格
売却済
 
KA-0756
KA-0756
株式会社 美術刀剣松本
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東京西葛西店
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