冥賀先生をお招きして日本刀講座を開催しました。年末27日であったにもかかわらず総勢19名が出席。狭い会場は満杯で椅子が足りなくなりました。
今年7回目となる今月のテーマは「新刀以降の日本刀について」。新刀以降約30年毎微妙に変わる姿特徴やこの時代の著名刀工、また明治以降新作刀(現代刀)に至るまでの日本刀の変遷など、余談を交えながらお話を頂き、受講生たちみな頷きながら興味深く耳を傾けておりました。
鑑賞刀は6点の短刀。時代による姿や違いなど近くに並べて解説をおこなって頂くことで良く理解が出来ました。入札鑑定ではベテラン達が流石。特徴を掴んで全て「当・同然」となる目利きの方々に冥加先生も感心されていました。
鑑賞会の後は弁当を食べながらの刀剣談義。
回を重ねてみなうちとけた雰囲気で3時間の時間はあっという間に過ぎました。
<鑑賞刀>
-号刀 備中国住次吉 貞和年紀
二号刀 長谷部国平
三号刀 義助
四号刀 国広
五号刀 泰龍斎宗寛 慶応年紀