第4回郡山刀剣市をこれまでと同じ福島県郡山市の複合コンベンション施設「ビッグパレットふくしま」で開催致しました。新型コロナウィルスの感染拡大が収まらない状況に、主催者として来場者に対する検温・手の消毒・マスク着用の徹底と、三密を避けるために会場を2倍の広さにするなど可能な感染防止に努めました。正直なところ来場者数や販売面での不安がありました。しかし終わってみると記録的な成果を上げることが出来て苦労が報われたと胸を撫でおろしています。地元新聞がイベントとして記事に取り上げてくれたこと、約半年ごとに4回目となり福島県のみなさまからの信頼が増したこと、また福島県の郷土刀を多数展示できたためと思います。今年最後のイベントが無事成功し、スタッフ一同良い年を迎えることが出来て喜んでおります。
年: 2020年
第2回さいたま刀剣市 令和2年11月30日
11月27日(金)から3日間、埼玉県大宮市の大宮駅より徒歩1分の会場で、地元大宮「あさひ刀剣」と共同開催で、第2回さいたま刀剣市を開催しました。
新型コロナウィルスの第3波感染拡大が注意喚起され、マスク着用や換気を徹底しました。来場者数が心配でしたが、今年は大刀剣市がコロナの影響で中止になりましたので、愛刀家が日本刀展を求めているのか、予想を大きく上回る来場者がありました。女性や若者に加えて遠方から馴染みのお客も大勢来場してくれましたので大いに賑わいました。
おかげさまでイベントは目標以上の成果を収めることが出来、苦労がむくわれました。
次回「第3回さいたま刀剣市」は来年の5月を予定しています。
泰文堂「創立40周年特別記念セール」 令和2年11月14日
日本刀勉強会 令和2年11月8日
野田会刀剣市場 筑波大会 令和2年11月4日
「野田会」刀剣市場の筑波大会を「筑波山江戸屋」で開催しました。4年前の2017年に「野田会」刀剣市場開場25周年記念で大会を初めて開催し今年で4年目です。今年は当初5月に予定していましたが、新型コロナによる緊急事態宣言を受けて市場そのものが4月・5月休会となってしまいました。6月から市場が再開してこの11月、「大刀剣市2020」(開催予定11月1日、2日、3日)の中止が決定したことを受けて筑波大会の開催を決めました。
筑波大会は、野田会に参加している刀剣商の方々に感謝の意を込めて招待状を送ります。今年は新型コロナ感染の懸念から出席者数の減少が予想されましたが、例年と変わらず50名以上が出席。みなさま大会向けに平会とは異なる魅力ある荷を出品してくれました。10時から開場して昼休みの30分を除いて17時過ぎ迄、競りは休みなくおこなわれ、出来高は昨年1割増しの最高額更新となりました。
大会市場の後は夕食宴会で筑波山名物「ガマの油売り口上」を披露してもらうなどして寛いでもらいました。
筑波大会で日頃の感謝をお伝えし、お互いが親睦を深め、より活発な商売につながることを願っています。
第10回千葉刀剣市 令和2年10月26日
2020年度 現代刀職展 令和2年10月15日
刀剣博物館で開催中の2020年度 現代刀職展「今に伝わるいにしえの技」を見て参りました。9月29日~10月18日までの後期展示には今年優秀賞となった弊社の研ぎ師川上陽一郎の刀 「銘 龍神太郎源貞茂彫同作(花押)令和元年九月日」が展示されております。
現代刀職の方々は現在の技量評価をはかるべくこの現代刀職展審査に精魂込めて挑みます。高い技量が認められ、それが毎年安定して発揮されれば特賞を連続受賞することができるでしょう。来年またさらなる上を目指し、伝承技である日本刀研磨に日々研鑽してもらいます。
そして、「美術刀剣松本の刀剣は一流の研ぎ師が研磨を担っているので研ぎが良い」といわれるように努めます。仕入れと販売が頻りにおこなわれますので、すべてを一人で手掛けることは不可能ですが、他より秀でた刀剣研磨を心掛けスタッフ一丸で頑張ります。
第6回京橋刀剣市を終えて 令和2年9月14日
9月11日(金)から3日間、京橋のギャラリーくぼた本館2階で第6回京橋刀剣市を開催しました。
今回はいつもお客様に送る案内を、葉書ではなく封筒にしてカラー刷りチラシや展示刀剣リストを送りました。分厚い封書が届いて、「何だろうと思った」とみなさんから言われましたが、「事前にリストがあって分かりやすかった」、「絞込みが出来た」と来場者からは概ね好評でした。リストを見た遠方の方と商談が成立するなど思わぬ成果もありました。
会場には日本刀に興味を持つ新しい方達が訪れてくれるようになりました。馴染みのベテラン愛刀家と刀剣談義気に花を咲かせてもらい雰囲気の良い展示即売会作りを心掛けて頑張ります。
次回(第7回京橋刀剣市)は来年2月に1階で開催を予定しています。
第6回京橋刀剣市 令和2年9月8日
第3回郡山刀剣市 令和2年8月24日
第3回郡山刀剣市を8月21日(金)から3日間、福島県郡山市の複合コンベンション施設「ビッグパレットふくしま」で開催しました。本来は4月に予定していましたが新型コロナウィルスの影響で暑い8月の開催となりました。
三密状態を避けるために、会場の広さを2倍にしてマスクの着用と手のアルコール消毒を徹底し、感染防止に努めました。来場者のみなさまには安心して美術刀剣を鑑賞いただけたことと思います。
そして地元宣伝広告の効果があらわれ、来場者数のおおきな落込みはなく、今回は記録となる販売口数、売上を達成することが出来ました。3日間盛況で、顔見知りの来場者が増え、信頼してもらえるようになってきた事が理由と思います。
次回は今年12月25日(金)から3日間開催する予定です。
第1回おおたかの森刀剣市 令和2年8月12日
第1回おおたかの森刀剣市を無事に終えました。8月9日(日)から開催した3日間は、新型コロナウィルスの感染拡大が収まらないことに加えて雲一つない猛暑日が続き、メディアで「外出を控えましょう」と声高で言われ続けた開催期間でした。
幸い会場「おおたかの森ホール(リハーサル室)」は駅から徒歩1分と至近。また新しいモダンな施設は広い会場「リハーサル室・151㎡」を17分で換気する完全空調。汗だくになって来場される姿はなく、来場された方が三密心配無用の環境で、快適に展示即売会を楽しんでもらえたと思います。
先月「野田刀剣市」で初めて脇指を購入いただいた方からまた今月購入をいただけた事やおすすめ出来る重要刀剣を大切な方に納められた事など、初めての開催地で成功を収めることが出来ました。
ただ、力を入れて作成した宣伝ポスターの「第1回 日本等展示即売会」誤表記に気づかず笑われてしまいました。肝心な文字「刀」の間違えに恥ずかしい限りですが、次への励みにします。
次回「第2回おおたかの森刀剣市」は来年4月の開催を予定しています。
現代刀職展研磨の部審査結果 令和2年8月7日
今年の現代刀職展審査が8月5日に実施され、その結果が発表されました。そして、うちのスタッフである川上陽一郎が今年初めて真剣に取組み、優秀賞第6席に入りました!
無鑑査を除く本年研磨の部(鎬造)の出品数は49点。熟達した研ぎ師達が鎬を削る中での14位は見事。優秀賞は特賞の次であり、入選と努力賞の上。昨年までは美術刀剣松本の刀剣研磨に負担を掛け過ぎて、研磨コンクールへのゆとりを与えることが出来ませんでした。
今年は縁あって取得した龍神太郎源貞茂彫同作(花押)2尺3寸6分の鍛冶押し刀をじっくりと取り組んでもらいましたので、結果に不満はありません。
これからも日々の研鑽をおこたらず、技量を磨いてさらに上を目指してもらいます。
第1回おおたかの森刀剣市 令和2年8月1日
第1回おおたかの森刀剣市を開催致します。
場所は「スターツ おおたかの森ホール」。つくばエクスプレス(常磐新線)と東武アーバンパークライン(東武野田線)の接続駅である流山おおたかの森駅に隣接して徒歩1分程。地元千葉県のみならず、東京・埼玉・茨城の愛刀家が電車で楽に足を運べる会場です。流山おおたかの森駅の対角には流山おおたかの森SCがあり、ショッピングやグルメがてらにもお越しいただける好立地です。
鎌倉時代の太刀から現代刀まで魅力的な美術刀剣と鐔や目貫・小柄・笄・縁頭等の刀装具類を多数展示して、みなさまのご来場をお待ちしています。
開催場所:スターツ おおたかの森ホール 千葉県流山市おおたかの森北1-2-1
開催日:8月9日(日)・10日(月祝日)・11日(火)
開催時間:10時~17時
入場無料・駐車場はお近くのコインパーキングをご利用ください(有料)
第15回野田刀剣市 令和2年7月28日
7月24日(金)から3日間、地元のビジネスホテル野田で第15回野田刀剣市を開催しました。
開催を前にして、新型コロナの感染拡大による外出自粛と長梅雨がもたらす大雨の天気予報に、正直期待は萎えました。そんな中でわざわざ足を運んでくれる来場者の期待に添えられるように、来て良かったと思ってもらえるようにと、コロナ対策に留意しながらスタッフ一同努めました。
結果は、確かに来場者数は減りましたが、熱心な愛刀家の方々が訪れてくれました。最寄り駅まで来たけれど豪雨でその日は帰り翌日また来てくれた方や駐車場に着いて豪雨で15分間程出られなかった方など話を伺い頭が下がりました。また野田刀剣市3回目の来場で初めて日本刀を購入された方から、「子供の時におもちゃを買ってもらった時のように興奮します」と言われるとこちらも嬉しくなりました。
無事成功して片付けが終わり、一同みな満足する事が出来ました。
次回(第16回野田刀剣市)は来年1月に開催する予定です。
第26回特別重要刀剣等新指定展 令和2年7月2日
研修旅行 令和2年6月27日
決算月である6月はこの一年間をスタッフみんなで頑張った証として毎年海外研修旅行に行っています。節目となる第10期の今期も予定を組みましたが、新型コロナウィルスの影響でまさかの中止に迫られました。「研修旅行に行こう!」を夢見て苦労を重ねてきましたのでコロナなんぞに負けたくありません。そこで予定を沖縄に変更し状況を見守りました。すると幸いなことに6月19日から県境をまたぐ移動が全国解除となりギリギリ実現することが出来ました。
滞在先は「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄」。那覇空港よりレンタカーでホテルに向かい、昼はホテルを満喫し、夜は近くの地元料理店で舌鼓を打ちました。
厳しい環境は続きますが、一時の贅沢な時間を夢見て来年に向けてまた頑張ります!
組合交換会再開 令和2年6月17日
第5回京橋刀剣市 令和2年6月15日
野田会刀剣市場 再開 令和2年6月3日
スマホ専用サイト 令和2年5月21日
1月刀装具審査結果 令和2年4月30日
1月の刀装具審査結果が届きました。今回は申請25点すべて合格。うちホームページに掲載中であった14点を改めて掲載いたします。審査で正真銘と鑑定された作、無銘が極められた作、保存から特別保存に格上げされた魅力ある作品です。改めてご覧ください。
開催イベントの変更 令和2年4月13日
みなさまにお伝えしていた展示即売会情報に変更がございますのでお知らせ致します。
● 第2回郡山刀剣市(4月24日から3日間) ⇒ 延期(5月29日から3日間)
● 第3回さいたま刀剣市(5月29日から3日間)⇒ 中止
毎月開催している展示即売会「刀剣市」について、
今月4月開催予定であった「第3回郡山刀剣市」は会場(ビッグパレットふくしま)を借り増しして倍に広げるなど、密閉・密集・密接を避けることに努め来月末(5月29日から3日間)に延期しました。
来月5月開催予定の「第2回さいたま刀剣市」は場所(さいたま市大宮)や会場(貸会議室)を考慮し中止を決定しました。
美術刀剣松本では、平成4年(1992)1月より原則毎月3日と19日の月2回、欠かさずおこなってきた「野田会刀剣市場」を4月3日に続き、19日を休会としました。おそらく5月3日も同様に、緊急事態宣言が解消されるまで休会にするでしょう。また毎年筑波山の江戸屋でおこなう「筑波大会」を今年は5月19日に開催する予定でしたが中止を決めました。野田会刀剣市場を仕入れ販売の場としている40名におよぶ刀剣商の経済活動を考えると苦悩します。しかし新型コロナウィルス感染拡大を止めるために状況は様変わりし、人々の心持ちは日に日に真剣さが増していることから、今は耐え偲ぶ時と考えます。
一日も早く感染拡大が止まって減少に転じ、世の中が正常に戻る日が来ることを願ってやみません。
第9回千葉刀剣市 令和2年3月30日
紀州への旅 令和2年2月29日
第4回京橋刀剣市 令和2年2月24日
千葉テレビ放送取材 令和2年2月15日
広告掲載 令和2年2月9日
キャッシュレス-消費者還元事業登録 令和2年2月6日
キャッシュレス・消費者還元事業の店舗登録をおこないました。今年6月終了までの期間内にキャッシュレスでお支払いのお客様に最大5%が還元されます。
ホームページからPayPalまたはPayPal経由でカード利用される方は月額の還元額上限2万円(購入金額で40万円)。またご来店または展示会でカードをご利用される方は月額の還元額上限1.5万円(購入金額で30万円)です。
キャッシュレス・消費者還元事業は、2019年10月1日の消費税率引き上げに伴い、需要平準化対策として、キャッシュレス対応による生産性向上や消費者の利便性向上の観点も含め、消費税率引上げ後の9カ月間に限り、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援する事業です。
販売促進につながればよいと思っています。
重要刀剣等新指定展 令和2年2月4日
第14回野田刀剣市 令和2年1月27日
「ごあいさつ」更新 令和2年1月4日
正月三が日が明け本日から仕事始め。ホームページの「ごあいさつ」を2年ぶりに更新しましたのでご覧ください。
【ごあいさつ】
美術刀剣松本のホームページを閲覧いただきありがとうございます。
株式会社美術刀剣松本は父松本富夫が昭和59年(1984年)に創業した「古美術舗松本」を平成22年(2010年)に引き継いで法人化し、今年で設立10年が経ちます。スタッフ一同お客様やお取引先にご満足いただけることを絶えず心掛け順調に刀剣商業を続けることができました。
現在は、千葉県野田市の店舗、毎月3日と19日に開催する野田会刀剣市場、年間12回開催する展示即売会、ホームページに掲載する商品のインターネット販売の4分野を柱にして国内外の幅広いお客様方とお取引をいただいております。ホームページは更新頻度のアップに努め、毎月刀剣10点・刀装具15点を最低目標に新商品を掲載しますので、是非ご覧ください。
またお客様に安心して商品をご購入いただけますように、おこなっている4つのお約束事を改めてここにお伝え致します。
1. <買戻し>
当方で販売した商品は、新たに商品を購入するための下取りで7掛け、単純に買戻しでも6掛けでお引き取り致します。特に期間の定めはおこなっておりません。財産として品物を保有してください。但し国内販売の販売価格10万円以上で販売時の品質が概ね維持されている品に限ります。
2. <優先請負>
当方で販売した商品に対して、研ぎや直し、加工、制作を優先して請け負います。ヒケをつけてしまった場合などお気軽にお申し付けください。
3. <正真保証>
当方で販売する商品はすべて正真であることを保証致します。正真保証とは日本美術刀剣保存協会の保存審査合格です。鑑定書がない商品をご購入いただき、お客様が同審査に申請して不合格となった場合は、販売金額に審査料を付加して買戻し致します。
4. <返品受付>
当方で国内販売した商品は、品質や金額にご納得ができない場合には、商品を受け取った日から7日間まで手数料なしで解約に応じます。
日本刀および刀装具の知識は、日本の歴史や文化に根差し、高い精神性が求められる崇高な教養です。私は、日本刀講座の開催や全国刀剣商業協同組合理事としての活動などを通じて、もっと多くの日本人に日本刀・刀装具の理解を広めたいと常々思い商売をおこなっています。今年は東京オリンピックが開催され世界中から日本が注目される年。日本が世界に誇れる素晴らしい日本刀をもっと日本人の身近な存在にしたいと願っています。
今年もご愛顧の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和2年1月吉日
株式会社 美術刀剣松本
代表取締役 松本 義行