商品 No. KA-0591 | |
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銘 |
表: 藤嶋友重 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 反り深めの優しい姿 |
国 | 加賀国 |
時代 | 室町時代中期 |
刃長 |
2尺 3寸 0分 0厘 69.7 cm |
反り |
6分 3厘 1.9 cm |
元幅 |
9分 6厘 2.9 cm |
先幅 |
5分 7厘 1.7 cm |
棟重 |
2分 1厘 0.6 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 昭和63年01月27日 |
都道府県 | 東京都 |
交付日 | 昭和27年05月15日 |
鍛 | 板目流れ杢交じり、地沸付き湯走り掛かる |
刃文 | 備前風の互の目乱れに石垣刃、美濃風の尖り刃交じり、相州風の叢沸、砂流し、飛焼き掛かり、棟焼を見る |
帽子 | 焼崩れ掃き掛け気味に返る |
茎 | 生ぶ、勝手下がり鑢 先片山落(加州茎) |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地銀着腰祐乗鑢鎺 |
価格 | 650,000円 購入 |
藤嶋一派は越前に興り加賀へ移ったそされ、代表工の友重は初代が南北朝初期の来国俊系または真景系と伝わる。現存する最も古い年紀は三代友重の応永で以降代が続き江戸期に及んでいる。特徴は、備前・美濃・相州の伝法が混在した作風。本作はその特徴がよく見て取れる。反り深く、鎬高の優しい姿で、片手打ち時代の短い茎と銘振りより室町中後期の藤島友重と鑑せられる。茎の状態良く藤島友重在銘の貴重な一振といえる。 |