第11回千葉刀剣市  令和3年3月29日

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3月26日(金)から3日間、第11回千葉刀剣市を千葉駅北口から徒歩3分の「ちばセミナールーム」で開催しました。
「案内地図がわかりづらくて道に迷った」と初めての来場者にまた言われてしまい地図の改善が反省点です。顔馴染みの来場者は大分増えました。日刀保の千葉支部と千葉東部支部会員の方々もお見えになり「継続は力なり」を実感します。
今回特に二人の来場者が印象に残りました。先ずはお母さんと来た男子小学生。夏休みの自由研究は「日本刀」だったそうです。今回が初めてだと言って刀を持ったときの目の輝きはこちらも忘れる事が出来ません。ひとしきりいろいろな刀を自分で手に取り鑑賞した後で、小刀が付いた小柄を「3万円ならお小遣いを貯めて返せるから買って」と母親にせがんだ気持ちは純粋でした。もう一人は「『残されると困るからそろそろ刀を処分して』と家族に言われ、終活で買戻しをお願いに来ました」と3年前の第6回千葉刀剣市で購入した脇指を手放しに来たご老人。「毎日のように見ては手入れをおこない元気をもらっていた。手放しても好きな刀を見に来たいので引き続き案内を送ってください」ととても名残り惜しそうでした。
子供から高齢者まで、より広い世代の愛刀家が日本刀を家族と一緒に楽しめる時が来ることを切に願います。

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