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新着情報

May 4, 2024
商品 No. KOU-2808
画題
: 蛞蝓

: 無銘

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 長さ: 20.6cm 幅: 1.2cm
説明
: 蛞蝓(ナメクジ)は陸に生息する巻貝(軟体動物門腹足綱)のうち殻が退化しているものの総称。体長6センチくらい。体は細長く、前端に触角があり、体表は粘液に覆われる。湿った所を好み、草葉や野菜を好んで食べる。刀装具の画題では三竦み(さんすくみ)のひとつとしてあらわされる。三竦みは、三つの者が互いに得意な相手と苦手な相手を一つずつ持つことで、三者とも身動きが取れなくなるような状態。蛇(ヘビ)は蛙(カエル)を捕食し、蛙は蝸牛/蛞蝓(カタツムリ/ナメクジ)を捕食する。そして(迷信であるが)蝸牛/蛞蝓は食べられた蛇を溶かすという。そのことから、蛇は蝸牛/蛞蝓を恐れ、蝸牛/蛞蝓は蛙を恐れ、蛙は蛇を恐れて、三者とも牽制し合って身動きが取れなくなる。この状態を三竦みという。本作は、おそらく小柄や他の刀装具に蛇と蛙が描かれた三竦みの画題。笄の形状から江戸時代後期、素銅から庄内金工作か。三竦み図は争いを避ける心得として好まれた。
価格
: 45,000円
KOU-2808
KOU-2808
KOU-2808
縁頭
May 4, 2024
商品 No. FU-2809
画題
: 富士越龍図

: 無銘

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 頭: 3.44cm 縁: 3.8cm 腰: 1.11 cm 
説明
: 龍は水に潜り、雲を呼び、風に乗って天を駆ける霊獣。飛躍をあらわすめでたい想像上のいきもの。「富士越し龍」は高さ日本一の富士山を飛び越す龍を描き、力漲り勢いあるものの象徴をあらわす吉祥図。本作は赤銅石目地の縁に龍、頭に富士山をあらわした富士越流図縁頭。
価格
: 70,000円
FU-2809
FU-2809
FU-2809
縁頭
May 4, 2024
商品 No. FU-2810
画題
: 印籠図

: 無銘(奈良)

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 頭: 3.31cm 縁: 3.75cm 腰: 0.97 cm 
鑑定書
: 特別貴重小道具

説明
: 印籠(いんろう)は、腰に下げる小型の容器。その左右両端に紐(ひも)を通して三段、四段、五段重ねの仕切りを連結させ、緒締(おじめ)で留め、紐の先端についている根付(ねつけ)を帯に挟んで腰に下げる。本来、印判(いんばん)や印肉(いんにく)を納める容器であったことからこの名があるが薬入れとなった。安土桃山時代以降武士に愛用され、江戸時代には武家が裃(かみしも)を着用した際にかならず腰に下げる礼装の装飾品となり、のち一般の人たちにも広まる。蒔絵(まきえ)、堆朱(ついしゅ)、螺鈿(らでん)などの精巧な細工が施され、江戸時代を代表する工芸品のひとつ。本作は、特別貴重小道具認定書で奈良派に極められた印籠図縁頭。金小縁(きんこべり)が施され印籠、根付、緒締を高彫象嵌色絵であらわす。緒締の翡翠(ひすい)に琥珀(こはく)と思われる象嵌はめずらしい。奈良派は横谷派と並んで最も栄えた金工群。作風は清楚な趣といわれ、縁頭は一文字、腰低が特徴。
価格
: 80,000円
FU-2810
FU-2810
FU-2810
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