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新着情報 刀剣

Jun 14, 2025
商品 No. KA-0728
: 藤原国倫作
裏銘
: 慶應二年八月(以下切)
刃長
: 2尺 2寸 1分 1厘 / 67.00 cm
外装
: 拵付
: 陸奥国弘前
時代
: 幕末期(1865年)
説明
: 国倫(くにとも)は江戸時代後期の陸奥国弘前刀工。同じ慶応頃の水心子門流「弘前住紀倫賀(ともよし)」と「倫」が通字で有縁か。作刀地の弘前藩は現在の青森県西部、陸奥国津軽地方を治めた藩。幕末期に蝦夷地の警備を任され、戊辰戦争では奥羽越列藩同盟に属したが脱退して新政府軍に付き、その結果、庄内藩や盛岡藩を相手に連敗したが戦後1万石の加増を受けた。本作は慶応二年紀、北海道登録、操作性を高めるべく1寸4分程磨上がおこなわれた弘前激動期の作刀。鍛えは潤い感のある詰んだ小板目、刃文は肥前刀上作に見紛う叢のない帯状の直刃。黒蠟磯草塗鞘半太刀風拵が付されている。2023年保存刀剣審査合格。
価格
: 500,000円
 
KA-0728
KA-0728
短刀
Jun 12, 2025
商品 No. TAN-0347
: 陸中国住清房作(無鑑査刀匠)
裏銘
: 昭和丙寅歳十月日
刃長
: 8寸 2分 5厘 / 25.00 cm
外装
: 白鞘
: 岩手県盛岡
時代
: 現代(昭和61年・1986年)
説明
: 山口清房刀匠は現代の名工。昭和7年(1932)生れ。岩手県盛岡住。昭和39年(1964)人間国宝の隅谷正峯に入門、昭和44年(1969)作刀承認を受ける。昭和45年(1970)新作名刀展初出品し、特賞受賞を重ね昭和61年(1986)無鑑査認定。平成5年(1993)岩手県無形文化財(日本刀製作技術)に認定。本作は山口刀匠54歳、無鑑査認定年の習熟期作。逆掛かる重花丁子の乱れ刃文に淡く映りが立つ精美な小板目肌。今なお作刀に情熱を抱いているご本人ではあるが、現在92歳の高齢になり手放すことを決め直接本人より譲渡を受けた短刀の傑作。
価格
売却済
 
TAN-0347
 
短刀
Jun 11, 2025
商品 No. TAN-0346
: 盛岡住清房作(無鑑査刀匠)
裏銘
: 甲午年二月日
刃長
: 9寸 3分 7厘 / 28.40 cm
外装
: 白鞘
: 岩手県盛岡
時代
: 平成(2014年)
説明
: 山口清房刀匠は現代の名工。昭和7年(1932)生れ。岩手県盛岡住。昭和39年(1964)人間国宝の隅谷正峯に入門、昭和44年(1969)作刀承認を受ける。昭和45年(1970)新作名刀展初出品し、特賞受賞を重ね昭和61年(1986)無鑑査認定。平成5年(1993)岩手県無形文化財(日本刀製作技術)に認定。本作は山口刀匠82歳円熟期作。破綻のない逆丁子乱れ刃文に潤いある小糠肌。地鉄には逆丁子から立ち昇る映りをみる。今なお作刀に情熱を抱いているご本人ではあるが、現在92歳の高齢になり手放すことを決め直接本人より譲渡を受けた思い入れのある裸焼(土置きしない)短刀の傑作。
価格
売却済
 
TAN-0346
 
薙刀
Jun 10, 2025
商品 No. NAG-0027
: 法成寺橘正弘(二代)
刃長
: 1尺 8寸 1分 2厘 / 54.90 cm
外装
: 白鞘
: 武蔵国江戸
時代
: 江戸時代前期(正徳頃)
説明
: 法城寺正弘(初代)は生国但馬。その遠祖は貞宗三哲のひとり法城寺国光という。一門の正照、貞国、国正、国吉などと共に江戸に移って江戸法城寺一派を成した。一派の刀工はみな橘姓を名乗る。正弘はその代表鍛冶であり最も上手。正弘は家長として、江戸石堂一派とも姻戚関係を結ぶなどして権勢を拡大。京で伊賀守金道を家長とした三品一派が朝廷に仕えて、任官の手続きを一手に引き受けたと同じく、江戸では法城寺正弘家が幕府に対するあらゆる鍛冶関係の業務を許された。本作正弘(二代)も初代に作風、技量が伯仲した上作刀工。銘の切り方から初二代の代別が可能で、本作は底銘ながら「城」の銘振りから二代と判断出来る。なお二代は水戸光圀公(寛永五年-元禄十三年)に抱えられたと伝わる。本作は、直刃調互の目乱れを交え沸匂深く、同工の作風をよく示している。2024年保存刀剣審査合格。
価格
売却済
 
NAG-0027
NAG-0027
脇指
Jun 8, 2025
商品 No. WA-0783
: 久家
刃長
: 1尺 8寸 3分 8厘 / 55.70 cm
外装
: 拵付
: 越中国宇多
時代
: 室町時代前期
説明
: 久家は日本刀名鑑によると、「久家」「宇多久家」応永。越中。年紀応永丗。とある。宇多には「久」を用いた久国、久重、久富、久則らが室町時代にいる。本作は造込みと作風に加えて昭和26年富山県登録から宇多であろう。地刃健全で出来が良い。焦茶叩塗鞘半太刀拵が付されている。2015年保存刀剣審査合格。
価格
: 900,000円
 
WA-0783
WA-0783
May 31, 2025
商品 No. KA-0720
: 直心子正弘
裏銘
: 明治三年二月日
刃長
: 2尺 5寸 9分 1厘 / 78.50 cm
外装
: 白鞘
: 陸奥国二本松
時代
: 明治初期(1870年)
説明
: 直心子正弘(田子駿河守正弘)は奥州二本松藩士。三代水心子正秀門人。本作は、刃長2尺5寸9分、身幅広く重ね厚く健全豪壮なる鎬造り。地鉄は小杢目詰んで湯走り掛かる。刃文は小互の目、小丁子乱れに足入り沸筋砂流し頻りに入る。明治維新を乗り切る一振。2024年特別保存刀剣審査合格。
価格
: 800,000円
 
KA-0720
KA-0720
脇指
May 31, 2025
商品 No. WA-0784
: 豊後住吉貞
刃長
: 1尺 5寸 2分 5厘 / 46.20 cm
外装
: 白鞘
: 豊後国
時代
: 江戸時代中期(元禄頃)
説明
: 九州豊後国は戦国時代に守護大名大友氏保護のもと、鍛冶集団各刀工が非常に繫栄した。新刀期に入ってもその繁栄は続き、日本屈指の数量を生産して幕末まで続いた。新刀期の豊後物はほとんどが「藤原」を冠して銘を切るところから、古刀の「平高田」に対して「藤原高田」と称される。作風は、大和、山城、相州、美濃、備前伝を加味したもの。本作「豊後住吉貞」は「豊後高田住藤原吉貞」と銘を切り時代江戸中期元禄頃。寡作刀工でめずらしい。出来よく2024年特別保存刀剣審査合格。
価格
: 300,000円
 
WA-0784
WA-0784
脇指
May 21, 2025
商品 No. WA-0781
: 万歳綱俊造
裏銘
: 文政五年五月日
刃長
: 1尺 2寸 6分 1厘 / 38.20 cm
外装
: 拵付
: 本国出羽国米沢、武蔵国江戸
時代
: 江戸時代後期(1822年)
説明
: 長運斎綱俊(初代)は出羽国米沢出身、寛政十年(1798)生れ。加藤国秀の子で加藤綱英の弟。兄綱英と共に米沢藩上杉家の抱工。文政六年(1823)頃より江戸屋敷にて鍛刀。作風は備前伝を主にして、匂出来の丁子に互の目交じりの刃文を得意とし、小板目詰んだ精美な地鉄となる。本作は綱俊24歳壮年期の意欲に満ちた濤乱刃。技量を顕示するかの如く表裏に玉を焼く。2005年特別保存刀剣審査合格。上級の焦げ茶磯草塗刻み鞘脇指拵が付されている。
価格
: 650,000円
 
WA-0781
WA-0781
May 17, 2025
商品 No. KA-0701
: 山城守藤原国包
刃長
: 2尺 1寸 1分 2厘 / 64.00 cm
外装
: 白鞘
: 陸奥国仙台
時代
: 江戸時代前期(寛文頃)
説明
: 山城守国包(二代)は初代長男として慶長十七年(1612)生まれ。正保二年(1645)34歳で二代目を継ぎ、寛文七年(1667)父より上位の山城守を受領し、寛文十二年(1672)61歳没。刃文は初代同様直刃を得意とし、初代に比べると沸付いて刃文は焼幅が広くなり、直刃が少しのたれ、乱れの一部が沸で髭のように裂けて刃中に入り、横に砂流し風に流れる。地肌の柾目はよく揃うが初代に比べると少し荒くなり、柾目肌であることが判然とする。銘字の特徴は『包』の字の中の『己』が数字の二と乙の字に区分けして見える。本作は詰んだ柾肌に掃き掛け帽子、刃中のはたらき初代に見紛う二代山城守国包の傑作。裏銘に「奥州仙臺住」と刻しめずらしい。2023年特別保存刀剣審査合格。
価格
: 2,000,000円
 
KA-0701
KA-0701
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