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新着情報 刀装具

Aug 21, 2025
商品 No. TSU-3061
画題
: 高砂留守模様図

: 正阿弥信重作之 国安鍛

時代
: 江戸前期(寛文頃)

寸法
: 縦: 9.1cm 横: 9.1cm 切羽台厚さ: 0.4cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 高砂は松の木陰を掃き清める老夫婦の場面。長寿や老夫婦の仲睦まじさを称える能の有名なシーン。本作鐔には裏面に松林、表面に尉と姥(じょうとうば)はいないが手にする箒と熊手があるので高砂留守模様図。本作は会津正阿弥派の重信と刀鍛冶の国安との合作で貴重。両櫃孔は金と銀の内覆輪が施されている。重信は江戸初期から中期にかけて作があり作風から重信を名乗る者が複数いたと思われる。刀工国安は二代兼定(寛永頃)の弟子で数代あり、寛文頃(1661-1673)の三代目国安の頃より鐔の製作も行っていた。2025年2月刀装具審査で保存合格。
価格
: 100,000円
TSU-3061
TSU-3061
TSU-3061
Aug 21, 2025
商品 No. TSU-3062
画題
: 芦に川蝉図

: 無銘

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 縦: 7.6cm 横: 7.6cm 切羽台厚さ: 0.4cm 
説明
: 川蝉は水辺に生息する美しい青色の鳥。長い嘴で狙った獲物を必ず捕獲することから大願成就の例えとして古来より縁起の良い鳥、夏の吉祥図とされた。本作は芦に止まる川蝉図透鐔。作風は伊藤派と思われる。
価格
: 55,000円
TSU-3062
TSU-3062
TSU-3062
目貫
Aug 21, 2025
商品 No. MEN-3063
画題
: 義経高礼図

: 無銘(京金具師)

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 左縦: 1.6cm  右縦: 1.6cm
  左横: 6.7cm  右横: 6.5cm
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 義経高札とは義経が立てさせた高札のこと。高札は掟やお触れを板に書いて掲示し周知をさせたもの。義経の高札としては、敵方の平家といえどもむげにその命を散らすなと立てた「須磨寺の若木の桜」が有名。本作は義経が武将に高札を託す場面の目貫。情景伝わる大目貫。2025年2月刀装具審査で京金具師に極められ保存合格。
価格
: 80,000円
MEN-3063
MEN-3063
MEN-3063
縁頭
Aug 15, 2025
商品 No. FU-3059
画題
: 水辺に田舎家図

: 奈良宗利

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 頭: 3.31cm 縁: 3.73cm 腰: 1.21 cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 徳川幕府のお抱え工として格式を重んじ特権階級を重視した後藤家・平田・吉岡・伊藤家に対して、奈良派は一般大衆的。自由な画題と片切彫や肉合彫などの新しい手法で技を磨き民衆の人気を博して、奈良三作の出現や浜野派など数多くの門流を育て金工界最大の流派に発展した。本作の奈良宗利は風景図を高彫にした鐔や縁頭が得意の江戸住、江戸後期の奈良派金工。2000年保存刀装具審査合格。
価格
: 75,000円
FU-3059
FU-3059
FU-3059
縁頭
Aug 15, 2025
商品 No. FU-3060
画題
: 浜辺貝尽し図

: 無銘

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 頭: 3.15cm 縁: 3.63cm 腰: 1.12 cm 
説明
: 貝尽しは主だった貝の美しい形を絵や文様にした図。本作は赤銅魚子地に薄肉彫で段差を設けて浜辺とし銀象嵌で流水をあらわす。浜辺貝尽くし図縁頭。
価格
: 60,000円
FU-3060
FU-3060
FU-3060
縁頭
Aug 15, 2025
商品 No. FU-3058
画題
: 正月祝図

: 嘉永壬子孟夏 佐脇明龍(花押)

時代
: 江戸時代後期(1852)

寸法
: 頭: 3.38cm 縁: 3.72cm 腰: 1.38 cm 
鑑定書
: 特別保存刀装具

説明
: 輪飾りに、屠蘇器・屠蘇台、羽子板・羽子、蹴鞠に万両。正月をあらわす代表的な品を配した正月祝い図縁頭。作者の佐脇明龍(あきたつ)は元治元年(1864)に山階宮家(やましなのみやけ)から一牡斎(いちぼさい)の号銘を受け、のち法眼の位に叙せられた。本作は「嘉永壬子(みずのえね・1852)猛夏」の年紀入り。2024年特別保存刀装具審査合格。
価格
: 150,000円
FU-3058
FU-3058
FU-3058
小柄
Aug 14, 2025
商品 No. KOZ-3056
画題
: 富士見西行図

: 戸尻銘 元春(金象嵌・花押)

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 長さ: 9.9cm 幅: 1.5cm
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 富士山を仰ぐ旅装の僧図を「富士見西行」という。西行は鳥羽上皇の信任厚い北面の武士で学識があり、弓術・兵法に通じ、和歌に堪能であった。立身出世を目指さず、俗世間を離れて保延六年(1140)仏門に入りのち法名を西行とした。一蓋(がい)の編み笠、一本の杖を友として諸国を歴遊し、山水風月を愛し、「風になびく富士のけぶりの空に消えて 行方も知らぬ我が思ひかな」と和歌を詠んだ。元春は泰山氏。江戸後期、常陸国水戸住。二代元孚の門人。本作は構図、彫、色金の使い方巧みで情景豊か。2010年保存刀装具審査合格。
価格
: 150,000円
KOZ-3056
KOZ-3056
KOZ-3056
小柄
Aug 14, 2025
商品 No. KOZ-3057
画題
: 一疋馬図

: 無銘(加賀後藤)

時代
: 江戸時代中期

寸法
: 長さ: 9.5cm 幅: 1.5cm
鑑定書
: 特別保存刀装具

説明
: 赤銅魚子地に肉置き高く躍動感あふれる金紋一疋鞍置馬図小柄。加賀後藤に極められ、2004年特別保存刀装具審査合格。
価格
: 200,000円
KOZ-3057
KOZ-3057
KOZ-3057
Aug 12, 2025
商品 No. TSU-3055
画題
: 鉢の木透図

: 無銘(赤坂忠重)

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 縦: 8.5cm 横: 8.4cm 切羽台厚さ: 0.7cm 
鑑定書
: 特別保存刀装具

説明
: 松・梅・桜に雪の画題は「鉢の木」。僧に扮した時の執権北条時頼が大雪に見舞われやむなく宿を所望した先は極貧の武士佐野常世の家。大事な松・梅・桜の鉢植えを切って僧に暖をとり、貧しくともいざ鎌倉の志を語った。その後鎌倉に召集がかかり馳せ参じると、なんとその僧は時頼であり常世は知行を授かったという武士の忠義を称える謡曲談。本作は櫃孔を雪輪に見立てている。「鉢の木」図は、肥後に同図があるが、より精巧で垢抜けしたおり本作は赤坂、加えて赤坂本家に比べてやや大振りで重ね厚いことから分家の忠重に極められたと思われる。忠重は赤坂五代忠時(忠時二代)の実弟。土佐藩の御用工で江戸京橋に住み文化十三年(1816)行年87歳作を遺す。風格ある鐔。2004年特別保存刀装具審査合格。
価格
売却済
TSU-3055
TSU-3055
TSU-3055
Aug 6, 2025
商品 No. TSU-3054
画題
: 軍扇透丁子唐草散図

: 出羽秋田住正阿弥重広

時代
: 江戸時代中期

寸法
: 縦: 10.2cm 横: 9.6cm 切羽台厚さ: 0.5cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 秋田正阿弥は、佐竹侯の慶長五年(1605)水戸から秋田への転封に伴い随行して移住した正阿弥達により始まる。本作正阿弥重広は、石川氏。元禄から正徳頃(1688-1716)。江戸で後藤宗家十一代通乗に学び、佐竹家入国以来、鐔製作をおこなってきた秋田正阿弥派の中興をはかる。本作は「出羽秋田住 正阿弥重廣」在銘、縦径10cmを超える武骨な鉄地の特大鐔。2015年保存刀装具審査合格。
価格
売却済
TSU-3054
TSU-3054
TSU-3054
Aug 1, 2025
商品 No. TSU-3050
画題
: 左右扇面透蜘蛛巣図

: 天下中興開山 正阿弥宗桄作

時代
: 江戸時代前期

寸法
: 縦: 7.9cm 横: 7.8cm 切羽台厚さ: 0.5cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 「天下中興開山」は鐔の添え銘。衰えた流派を再び盛り上げた最初の人と自負したもの。銘の正阿弥宗桄は詳細不明ながら、「天下中興開山」は伊予正阿弥盛国にみられること、また本作風蜘蛛の巣図は会津正阿弥にみられることから、伊予正阿弥または会津正阿弥と思われる。2025年2月刀装具審査で保存合格。
価格
: 80,000円
TSU-3050
TSU-3050
TSU-3050
Aug 1, 2025
商品 No. TSU-3052
画題
: 水草花図

: 花押

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 縦: 7.7cm 横: 7.0cm 切羽台厚さ: 0.4cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 花押のみ刻された水草花図鐔。一作揃金具であったため、鐔は花押のみであったか。作者銘に興味がそそられる。2025年2月刀装具審査で保存合格。
価格
売却済
TSU-3052
TSU-3052
TSU-3052
Aug 1, 2025
商品 No. TSU-3053
画題
: 桜流水透図

: 無銘(赤坂)

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 縦: 7.3cm 横: 7.0cm 切羽台厚さ: 0.5cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 桜花流水の図を陰と陽の透であらわす。精錬鉄と垢抜けた意匠に加えて茎櫃孔上下の責めから赤坂と極められている。2025年2月刀装具審査で保存合格。
価格
: 80,000円
TSU-3053
TSU-3053
TSU-3053
Jul 28, 2025
商品 No. TSU-3047
画題
: 梅樹図

: 応需 中川一的鏨 慶応第四辰歳 余月作之

時代
: 幕末期(慶応四年1868)

寸法
: 縦: 8.1cm 横: 7.6cm 切羽台厚さ: 0.3cm 
鑑定書
: 特別保存刀装具

説明
: 中川一的は天保六年(1835)作州津山生まれ。若銘を勝好、勝敬と名乗る。中川一匠、正阿弥勝義が兄。文久元年(1861)父兄の協議で中川本家の継承者となり中川家九代目を相続、津山藩松平家の抱え工となる。明治になり兄一匠の仲介で後藤一乗の門人となり師の一字を許され一的と名乗る。一乗門筆頭格である一琴風の毛彫・甲鋤彫・平象嵌などを得意とする。本作は茎櫃孔が原形で保たれた美品。甲鋤彫で巧みに梅樹が描かれている。2024年特別保存刀装具審査合格。 8月17日特製落し桐箱に改善。
価格
: 300,000円
TSU-3047
TSU-3047
TSU-3047
Jul 28, 2025
商品 No. KOU-3048
画題
: 牡丹唐草図

: 無銘(古美濃)

時代
: 室町時代

寸法
: 長さ: 20.6cm 幅: 1.1cm
鑑定書
: 特別保存刀装具

説明
: 美濃は京都に近く交通の要衝であることから、地理的に好条件が整い古来より彫金技術が発達した。草花や動物を鋤下げて浮彫にする作風。桃山時代以前の作とされるものを「古美濃」、それ以降を「美濃」と称している。本作は美濃彫で、百家の王といわれる牡丹と伸び続けることから一族の繁栄や長寿を意味する唐草との吉兆図。2010年「古美濃」に極められ特別保存刀装具審査合格。
価格
: 250,000円
KOU-3048
KOU-3048
KOU-3048
縁頭
Jul 28, 2025
商品 No. FU-3049
画題
: 菊花唐草図

: 無銘(尾張金工)

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 頭: 3.45cm 縁: 3.83cm 腰: 1.08 cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 尾張金工は、地金赤銅魚子地、金色絵高彫の草花・鳥・虫などの図柄が多く精巧で美麗な作。作風は美濃彫に類し、美濃後藤とも呼ばれている。本作は赤銅魚子地のみ美濃彫で菊花唐草をあらわす。品格ある縁頭。2025年2月審査で保存刀装具合格。
価格
: 75,000円
FU-3049
FU-3049
FU-3049
Jul 27, 2025
商品 No. TSU-3042
画題
: 雪月花図

: 水戸住 一勇斎 元徳(花押)

時代
: 幕末期

寸法
: 縦: 7.0cm 横: 6.7cm 切羽台厚さ: 0.4cm 
鑑定書
: 特別保存刀装具

説明
: 一勇斎元徳(もとのり)は泰山氏。幕末から明治初期の水戸金工。金工辞典によれば、二代元孚の門人と記載があるが、本作は意気で奇抜な意匠。「口紅」と称される櫃孔上下の素銅責金は、明らかに幕末の江戸で一世を風靡した田中清寿を棟梁とする東龍斎派の作風で、東龍斎派の高弟(寿景、政景)を想わせる作。元徳が東龍斎派に師事した資料は得られず今後の研究に期待したい。「鋼と色金-茨城の刀剣と刀装」所載。1997年特別保存刀装具審査合格。
価格
売却済
TSU-3042
TSU-3042
TSU-3042
縁頭
Jul 27, 2025
商品 No. FU-3043
画題
: 稲荷玩具図

: 無銘(大月派)

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 頭: 3.2cm 縁: 3.59cm 腰: 1.33 cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 無銘ながら大月派に極められた縁頭。大月派は名工四代大月光興によって大いに隆盛した江戸後期、京都の一門。精巧で堅実な彫法で奇抜、禅味のある作風を遺す。本作は、鉄砲狐、張り子人形、貝合わせ、鈴であろうか。江戸時代の玩具を赤銅魚子地に高彫象嵌色絵であらわす。出来が良い。2024年保存刀装具審査合格。
価格
: 120,000円
FU-3043
FU-3043
FU-3043
縁頭
Jul 27, 2025
商品 No. FU-3044
画題
: 鶴図

: 直利

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 頭: 3.05cm 縁: 3.66cm 腰: 1.26 cm 
鑑定書
: 特別保存刀装具

説明
: 鶴は古来より瑞鳥とされ松や亀と共に長寿や祝いの図として描かれてきた。本作は葦辺に舞う鶴(縁)と長い首を下げて餌を啄む鶴(頭)図。「直利」は二字銘で詳細未確認ながら作柄より一柳軒を号した水戸の直利と思われる。2024年特別保存刀装具審査合格。
価格
売却済
FU-3044
FU-3044
FU-3044
縁頭
Jul 27, 2025
商品 No. FU-3045
画題
: 蝶図

: 無銘(村上派)

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 頭: 3.42cm 縁: 3.85cm 腰: 1.34 cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 本作は村上派と極められた蝶図縁頭。村上派の代表工村上如竹は師伝が明確ではないが、鐙(あぶみ)象嵌師から転じて著名な金工になったと伝わる。高彫の据紋象嵌が多く彫刻は精巧。風格ある作を遺す。子弟みな如某と名のり如竹一派として愛好され、独自の縮緬石目地に蝶や蜻蛉、魚類などをあらわす。本作は赤銅の色よく如竹一門得意の図。2025年2月刀装具審査で保存合格。
価格
売却済
FU-3045
FU-3045
FU-3045
小柄
Jul 27, 2025
商品 No. KOZ-3046
画題
: 寒山図

: 無銘(浜野)

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 長さ: 9.8cm 幅: 1.4cm
鑑定書
: 特別貴重小道具

説明
: 寒山と拾得は、天台山国清寺に住み、豊干(ぶかん)禅師に師事したといわれる唐代の伝説上の人物。奇行が多く、文殊・普賢の化身と称された。その飄逸な姿を組み合わせて、禅僧たちの間で好まれた画題。本作は寒山のみをあらわした四分一地小柄。浜野派と極められた特別貴重小道具認定書付き。浜野派は奈良利寿(としなが)門人の浜野政随(1696-1769)が祖。名人政随は江戸神田に開業して多くの門弟を養成し有名な金工を多数輩出。浜野派は幕末まで諸金工に大きな影響を与えた。奈良派や横谷派が後藤系であったことから優美さに力点が置かれたのに対し、浜野家の特徴は江戸好みの豪放な高肉彫の和漢人物など大模様を描きこれに松竹梅などの樹木を配した大らかな作が多い。
価格
: 60,000円
KOZ-3046
KOZ-3046
KOZ-3046
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