寸法
: 頭: 3.29cm 縁: 3.72cm 腰: 1.35 cm
説明
: 「竹に虎」図は「牡丹に獅子」図と同様古来より描かれる人気の画題。猛獣の虎ではあるが群れを成す象には勝てない。しかし巨体の象は竹藪に入れず竹藪は虎にとって無敵、安住の地を意味するという。本作金工の光成は、鷲田家三代(二代鷲田光時)の初銘。鷲田家二代鷲田時孝の子で享和元年(1801)生まれ。父に学び江戸に行き柳川直連の門人となる。後庄内に戻り鷲田家の三代を継いで光時と改める。文久二年(1862)62歳没。本作は庄内金工が得意とする竹虎図。2025年5月刀装具審査で保存合格。