説明
: 本作は表銘に三代「(裏菊紋)和泉守来金道」、裏銘に二代「法橋来栄泉」が刻された京都三品派来金道家の親子合作刀。来金道家初代は、美濃国関鍛冶出身で文禄二年(1593)に子供四人を連れて京都に上り三品派の祖となる兼道の二男。兄(兼道長男)は伊賀守金道、弟(兼道三男)は丹波守吉道と(兼道四男)越中守正俊。来金道二代は元和二年(1616)和泉守を受領し、のち入道して法橋に叙せられ栄泉と号す。来金道三代は延宝年中に和泉守を受領。本作は身幅広く重ね厚く刃区深く地刃茎すべて健全、同工親子合作刀には重要刀剣が2点あるが本作勝るとも劣らない出色の出来栄えといえる優作。金茶変り塗鞘打刀拵が付されている。