寸法
: 縦: 7.8cm 横: 7.7cm 切羽台厚さ: 0.5cm
説明
: 本作は、肥後金工の最後を飾る名家、神吉二代「神吉深信」(ふかのぶ・寛政十年1798-嘉永四年1851)に極められた肥後鐔。神吉派は、細川公の命により伝法を守るため、林家の秘法を神吉初代の寿平が伝授されたと伝えられている。初代の子が二代深信。本作は作域に加えて茎櫃孔の鏨から神吉家二代深信の作に極められたと思われる。画題の「三蓋松透」は、三層に重なる松枝を図案化し地透で表した吉祥文様。不老長寿・正義・精神的秩序を象徴し、武士の節操と理想を静かに体現している意匠。松の輪郭が朧げな「遠見松透」に対して明瞭な作は「三蓋松透」と区別される。2015年審査で特別保存刀装具合格。