寸法
: 縦: 6.2cm 横: 5.9cm 切羽台厚さ: 0.4cm
説明
: 望観仙人図は、山中に佇む仙人が遠方の景色を静かに眺める図。俗世を離れ自然と一体となった境地を象徴し、長寿・高潔・超俗を意味する吉祥図とされる。武を離れた精神的理想や文人的教養を示す意匠として好まれた。作者の如雲斎弘寿はの打越弘寿。玉川吉長に学び、青年時代に江戸に出て浜野一派で修行して帰郷。水戸金工中名工の一人に数えられる。一乗斎または如雲斎と号し、多くの門人を養成した。片切鏨で力強く切った草書体の銘は、門人を含めて打越弘寿一門の大きな特徴。いずれも「弘」の字を冠し、幕末水戸金工のなかで大きな勢力を誇った。2013年刀装具審査で保存合格。