説明
: 本作は「継」の特徴から鑑定書記載のとおり康継越前三代。越前三代は初代康継の三男で二代康継の弟。二代没後家督問題が起こり、二代嫡子右馬助が将軍家御用を勤めて江戸三代になり(以降十二代続く)、またこの二代弟四朗右衛門を越前三代康継と定めて(以降九代続く)分かれた。本作は鎬造り脇指。中切先やや猪首風で身幅広く程よく反りが付いた頑健な姿。地鉄は詰んだ杢交じりの板目に地沸付く。刃文は湾れに小互の目足入る。帽子は直ぐに小丸少し返る。茎は生ぶで葵紋を切る。昭和26年宮城県登録(548番)であり由緒ある伝来が窺える。2025年12月審査で特別保存刀剣合格。