寸法
: 縦: 7.4cm 横: 7.0cm 切羽台厚さ: 0.5cm
説明
: 本作は、竪丸形の鍛え良い鉄地に、枝梅を左右対角に配し残した鉄地との対比と余白を巧みに生かした枝梅透図鐔。無銘ながら、櫃孔に施された責金の仕立てから神吉派の作と鑑せられる。 神吉派は林・西垣・志水とともに肥後鐔を代表する流派の一つ。藩主細川公が肥後金工の伝統を守るために技量の優れた林家(初代又七、二代重光)の三代藤八に命じて神吉寿平に林家の秘法すべてを相伝させ、その息子深信(寛政十年1798-嘉永四年1851)と楽寿(文化十四年1817-明治十四年1884)親子が近世の名工として名を馳せた。良質な鉄地と洗練された意匠の雅趣を感じさせる鐔。