商品 No. FU-2770 | |
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画題 | 梶蹴鞠図 |
銘 | 後藤光久(花押) 皆具彫之 |
材質 | 赤銅魚子地 高彫 金銀色絵 |
国 | 山城国京都 |
時代 | 幕末期 |
箱 | 落し桐箱 |
頭 | 3.7 cm |
縁 | 4.0 cm |
腰 | 1.3 cm |
鑑定書 | 保存刀装具 |
交付日 | 昭和59年07月31日 |
価格 | 115,000円 購入 |
本作は梶に蹴鞠(かじ けまり)図縁頭。蹴鞠は、古来貴族の間で行われた屋外遊戯。数人が革沓(かわぐつ)を履き、鹿革製の鞠を落とさないように、足の甲で蹴って受け渡しする。七夕に行われる蹴鞠では、先ず梶の枝につけた鞠と種々の供物を牽牛と織姫に捧げた後、鞠だけを庭に持ち出して蹴鞠を始めた。作者の後藤光久は、脇後藤の治左衛門家六代。後藤宗家九代即乗の五男泰乗(たいじょう・寛永八年1631生まれ)が分家をして治左衛門家を創設。六代光久は家督相続して治左衛門を襲名。一乗に似た作柄で明治維新後まで家業を続けた。1984年保存刀装具審査合格。 |