商品 No. KA-0731 | |
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銘 |
表: 無銘(綾小路) 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、細身、大磨上なれども輪反り深く付き、中切先 |
国 | 山城国 |
時代 | 鎌倉時代中期 |
刃長 |
2尺 0寸 9分 2厘 63.4 cm |
反り |
6分 6厘 2 cm |
元幅 |
9分 1厘 2.8 cm |
先幅 |
6分 1厘 1.9 cm |
棟重 |
1分 8厘 0.6 cm |
鑑定書 | 重要刀剣 |
交付日 | 平成15年10月09日 |
都道府県 | 愛知県 |
交付日 | 昭和26年03月22日 |
鍛 | 板目肌、やや肌立ちごころとなり、地沸よく付く |
刃文 | 小丁子・小互の目交じり、乱れの間近くなり、僅かに小乱れごころを交え、足・葉よく入り、小沸つき、焼頭に小さな飛焼きや湯走り風が点続し、細かに砂流し掛かり、金筋入る。 |
帽子 | 湾れて掃き掛け沸崩れる |
茎 | 大磨上、先栗尻、鑢目切り |
目くぎ孔 | 2 |
鎺 | 素銅地金着せ(上貝横鑢、下貝変り鑢)二重鎺 |
価格 | 4,000,000円 購入 |
本作は平成15年(2003年・第49回)指定重要刀剣。綾小路に極められた大磨上無銘の刀。綾小路(あやのこうじ)は鎌倉時代中期の文永(1264)頃、京都の綾小路に居住していた定利を始祖とする刀工群。在銘で現存するものは定利・定吉のみ。作風は、古雅で身幅が狭く優美な反りの強い太刀姿。刃文は小沸本位の小乱れ、小丁子、小互の目が連れて交じる。鍛えは板目やや肌立つ。本作は、乱れが間近く複雑に、且つ小模様に乱れ、所々焼頭に小さな飛焼きや湯走り風が点続し、帽子は掃き掛けて沸崩れるなど、綾小路の典型的な作風を示している。 |