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商品 No. KA-0769
表: 無銘(千手院)
裏: --
姿 鎬造り庵棟、細身元先の幅差に開きがあり、鎬やや高く、反り深く、腰反り小切先の優美な姿
大和国
時代 鎌倉時代前期
寸法
刃長
2尺 2寸 9分 0厘
69.4 cm
反り
7分 9厘
2.4 cm
元幅
9分 5厘
2.9 cm
先幅
5分 5厘
1.7 cm
棟重
2分 2厘
0.7 cm
日本美術刀剣保存協会鑑定書
鑑定書 重要刀剣
交付日 平成18年10月12日
登録証
都道府県 長野県
交付日 昭和30年11月01日
詳細情報
板目流れて、総じて柾掛かり、杢交じり、地沸厚く付き、地景入る
刃文 直刃調僅かに湾れ、小互の目・小乱れ交じり、匂深く、小沸厚く付き、刃縁ほつれて、二重刃・打ち除け・湯走りを交え、金筋入る
帽子 湯走りを交え、直ぐに小丸に返り、先盛んに掃き掛ける
生ぶ、先極浅い入山形、鑢目不明、目釘孔1
目くぎ孔 1
素銅地金着二重鎺
価格   3,500,000円   購入
 
説明
本作は太刀 無銘 「千手院」極め、第52回(平成18年)指定重要刀剣。千手院派は奈良の若草山麓の千手谷付近に存在した僧院に抱えられた鍛冶集団という。伝書では平安末期の行信と重弘を祖とされるが有銘作はない。無銘の千手院極めは、姿や地刃が古調で大和物で最も古く、大和物に見えて制作年代が鎌倉期を下らぬと鑑せられる古雅な作。かつ大和物に見えて他の4派(當麻・手掻・保昌・尻懸)に当てはまらない作風をした鎌倉期の大和物をいう。本作は、「生茎で、細身・小切先で腰反りのついた優美な太刀姿を呈しており、鍛えは板目に流れ肌が交じり、地沸が厚く付いて、地景入り、刃文は直刃調に浅く湾れて、小互の目・小乱れ交じり、小沸が厚く付き、刃縁ほつれて、二重刃・打ち除け・湯走りを交え、帽子は盛んに掃き掛けるなど、大和気質が強く表れた古様な出来口を呈しており、大和千手院派の典型的な作柄といえる。同派極めの中でも特に優品であり、製作年代は鎌倉時代前期を降らないものと鑑せられる(重要図譜より)」。田野邊(探山)先生の鞘書きあり。
KA-0769
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