商品 No. KA-0770 | |
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銘 |
表: 水府住勝村徳勝作之 裏: 文久元年八月日 |
姿 | 鎬造庵棟、中切先延びごころ 重ね厚く身幅反り頃合いの頑健な姿 |
国 | 常陸国水戸 |
時代 | 幕末期(1861年) |
刃長 |
2尺 4寸 7分 2厘 74.9 cm |
反り |
5分 9厘 1.8 cm |
元幅 |
1寸 0分 5厘 3.2 cm |
先幅 |
7分 1厘 2.2 cm |
棟重 |
2分 8厘 0.8 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 令和7年6月審査合格 |
都道府県 | 愛知県 |
交付日 | 平成10年01月08日 |
鍛 | 柾目肌よく詰んで、地沸叢なく付く |
刃文 | 直調浅く湾れて、小沸深く砂流し金筋かかる |
帽子 | 表乱れ込む、裏直焼詰め |
茎 | 生ぶ、切鑢 栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地赤銅着水戸鎺 |
外装 | 拵付 |
拵 | 刷毛目塗鞘半太刀拵 |
拵全長 |
3尺 4寸 8分 8厘 105.7 cm |
柄全長 |
8寸 6分 1厘 26.1 cm |
鐔 | 唐草図、鉄磨地 葵鐔 毛彫 |
目貫 | 鳳凰図、容彫金色絵 |
縁頭 | 唐草図、蠟銀石目地 毛彫 |
その他 | 黒鮫革着黒糸撮巻柄、総金具:唐草図蠟銀石目地 |
価格 | 2,000,000円 購入 |
本作刀工勝村徳勝は水戸藩士、文化六年(1809)水戸生。初代徳鄰門で多くの門弟を養成した関内徳宗に学ぶ。後江戸に出て細川正義・固山宗次・運寿是一から鍛刀の秘伝を伝授されたという。初銘を楷書に、安政頃より草書に、また晩年の慶応より明治初年までは楷書にて二代徳勝が代銘す。明治五年(1872)64歳歿。武士道に明け暮れた水戸武士にはことのほか珍重された。本作は文久元年(1861)徳勝52歳、円熟期作。お家芸の柾目肌には厚い地沸が付き、匂口深い直ぐ湾れ刃文には金筋入る。豪快な姿の徳勝典型作。2025年6月審査で特別保存刀剣審査合格。 |