商品 No. KOZ-3056 | |
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画題 | 富士見西行図 |
銘 | 戸尻銘 元春(金象嵌・花押) |
材質 | 四分一磨地 鋤下彫 高彫 据紋象嵌色絵 |
国 | 常陸国水戸 |
時代 | 江戸時代後期 |
箱 | 落し桐箱 |
長さ | 9.9 cm |
幅 | 1.5 cm |
鑑定書 | 保存刀装具 |
交付日 | 平成23年11月02日 |
価格 | 150,000円 購入 |
富士山を仰ぐ旅装の僧図を「富士見西行」という。西行は鳥羽上皇の信任厚い北面の武士で学識があり、弓術・兵法に通じ、和歌に堪能であった。立身出世を目指さず、俗世間を離れて保延六年(1140)仏門に入りのち法名を西行とした。一蓋(がい)の編み笠、一本の杖を友として諸国を歴遊し、山水風月を愛し、「風になびく富士のけぶりの空に消えて 行方も知らぬ我が思ひかな」と和歌を詠んだ。元春は泰山氏。江戸後期、常陸国水戸住。二代元孚の門人。本作は構図、彫、色金の使い方巧みで情景豊か。2010年保存刀装具審査合格。 |