商品 No. WA-0766 | |
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銘 |
表: 無銘(尾張関) 裏: -- |
姿 | 鵜の首造り庵棟、棟を削いで身幅広く重ね厚く豪壮な姿 |
国 | 尾張国 |
時代 | 江戸時代前期 |
刃長 |
1尺 5寸 9分 1厘 48.2 cm |
反り |
3分 6厘 1.1 cm |
元幅 |
1寸 3分 2厘 4 cm |
棟重 |
2分 7厘 0.8 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 令和06年12月04日 |
都道府県 | 山形県 |
交付日 | 昭和32年09月25日 |
鍛 | 板目流れごころやや肌立ち地沸付く |
刃文 | 直焼出しを伴う互の目乱れ、尖り刃交じり小沸付く |
帽子 | 直ぐに小丸品良く返り棟焼きへと続く |
茎 | 生ぶ無銘、切鑢浅い刃上り栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地波濤瑞雲日月図鎺(すあかじ はとうずいうんにちげつず はばき) |
外装 | 拵付 |
拵 | 青貝微塵縞模様塗鞘脇指拵(あおがいみじん しまもようぬりさや わきざしこしらえ) |
拵全長 |
2尺 4寸 2分 2厘 73.4 cm |
柄全長 |
6寸 0分 1厘 18.2 cm |
鐔 | 素紋 竪丸形 素銅色揚げ篠鑢地、銘恒平 |
目貫 | 雨龍図 素銅地 容彫 金色絵 |
縁頭 | 赤銅磨地 瑞雲星座図 片切彫 金平象嵌 |
小柄 | 北斗七星図、銀磨地 金平象嵌、裏板素銅色揚げ、銘:平成十三年五月日 恒平作 |
その他 | 白黒鮫皮陰陽巻き納戸色糸摘み巻柄、瑞雲星座図揃金具 |
価格 | 800,000円 購入 |
尾張関と極められた豪壮無比なる生ぶ無銘脇指。尾張関とは、濃州関から桃山期に尾張国清洲、さらに名古屋へ移住して来た新刀鍛冶。本作は直焼出しを伴うなだらかな互の目乱れに美濃伝の尖り刃が交じる。尾張関代表工の若狭守氏房、飛騨守氏房、相模守政常、伯耆守信高、秦光代らの特徴が窺える。附されている拵は、天空を駆ける龍を題材に特別注文で誂えた作であろう。最高級の技量が認められて1985年に無鑑査認定された上林恒平(かんばやしつねひら)刀匠(現在76歳)が鐔と小柄にその銘を刻し創意を凝らして手掛けた青貝微塵縞模様塗鞘脇指拵。鎺も特注品。2024年保存刀剣審査合格。 |