商品 No. WA-0798 | |
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銘 |
表: 水戸住近知造之 裏: 天保十二年三月日 |
姿 | 平造り庵棟、身幅重ね重厚、反り頃合いの寸延び姿 |
国 | 常陸国水戸 |
時代 | 江戸後期(1841年) |
刃長 |
1尺 1寸 1分 9厘 33.9 cm |
反り |
3分 3厘 1 cm |
元幅 |
1寸 0分 4厘 3.2 cm |
棟重 |
2分 4厘 0.7 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 令和07年02月21日 |
都道府県 | 茨城県 |
交付日 | 昭和31年08月17日 |
鍛 | 小板目柾流れ |
刃文 | 湾れ、小沸付いて金筋交じる |
彫刻 | 表護摩橋、裏腰樋 |
帽子 | 直ぐに丸、長く返る |
茎 | 生ぶ、化粧付き筋違鑢 栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 銀無垢水戸鎺 |
価格 | 450,000円 購入 |
水戸住近知は菊池豊三郎近知。文化十二年(1815)水戸生まれ。五代坂東太郎卜伝(水戸家御召抱工となる濃州関善定家武蔵守吉門を改名)を称した師の川村勘三郎に男子が無く養子となり、関善定家近則に改名する。本作は近則に改名する前の天保十二年(1839)近知24歳若打ち。近知は大慶直胤が日立助川城で駐槌した際に入門し、さらに天保十四年江戸へも出て直胤に師事した(直胤は天保十年、嘉永四年、安政二年と計3度助川海防城に来訪した)。本作は直胤に師事した作刀と思われる。精美な小板目柾流れの鍛えに小沸付いて金線交じる湾れ刃文の平造り寸延び短刀。2024年12月刀剣審査で特別保存合格。 |