寸法
: 全長: 23.0cm 刃長: 14.6cm 元幅: 1.6cm 元重: 0.4cm
説明
: 成木一成(本名:成木一彦)氏は、昭和6年(1931)岐阜県生まれ。高橋介州氏に師事。自ら材料の砂鉄を全国から収集し、自家製たたら製鉄によってその古雅な地鉄の再現に努めた。また鉄地の表面処理の焼手腐らかし技法の復活にも挑戦した現代鐔工の第一人者。昭和56年(1831)中津川市の無形文化財保持者に認定。昭和61年(1986)に黄綬褒章を受章。平成21年(2009)に無鑑査認定。令和4年(2022)91歳没。本作は現代鐔の名匠成木一成氏が製作した大振りな小刀(刃長14.6㎝)。銘:一成造二の「二」は二作目ということであろうか。金着せ鎺が付され白鞘に納められた得難い秀作。