商品 No. WA-0779 | |
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銘 |
表: 波平行安 裏: 禹渡海安全秀吉與清政(と金象嵌銘あり) |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先延びごころ、鎬やや高く反りを抑えた姿 |
国 | 薩摩国 |
時代 | 室町時代後期 |
刃長 |
1尺 7寸 4分 2厘 52.8 cm |
反り |
3分 0厘 0.9 cm |
元幅 |
9分 0厘 2.7 cm |
先幅 |
7分 1厘 2.1 cm |
棟重 |
1分 9厘 0.6 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 令和06年12月04日 |
都道府県 | 岩手県 |
交付日 | 平成04年08月20日 |
鍛 | 板目流れ、やや肌立ち白ける |
刃文 | 直ぐ湾れに互の目交じり、うるんで金筋、砂流し、二重刃をみる |
彫刻 | 表腰樋、裏護摩橋 |
帽子 | 小丸僅かに返る |
茎 | 磨上(1寸3分強・4.1cm)鑢不明 |
目くぎ孔 | 2 |
鎺 | 素銅地金着せ祐乗鑢鎺 |
価格 | 300,000円 購入 |
行安は古くは平安、鎌倉、南北朝期と続き、室町期に入っても各代にその名を挙げている。本作は応永年紀を遺す行安に銘振りが類似するが、(時代室町後期)と鑑定書に記載されている。裏銘の金象嵌「禹渡海安全秀吉與清政」は、「禹(治水の神)に海を渡る安全を祈願し豊臣秀吉が加藤清正に與える」という意であろうか。文禄・慶長の役における伝来を刻したと思われるが、鑑定書に(と金象嵌がある)と記載のとおり裏付けはない。しかしながら魅力ある作。2024年保存刀剣審査合格。 |