朝日新聞「はじめての日本刀」 平成27年8月31日

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8月30日(日)の朝日新聞朝刊「文化の扉」に日本刀の解説記事「はじめての日本刀」が掲載されていました。
半面程の紙面でしたが日本刀のエッセンスがわかりやすく盛りだくさんに図解・記述されていたと思います。

近頃、仕事には無関係の友人達から頻繁に「刀剣ブームだね」といわれますが、彼らが日本刀についてほとんど無知であることには寂しさを感じます。しかしこのように新聞マスコミが日本刀の魅力を伝えようとする機会が増えれば、少しずつ一般人も日本刀の魅力を理解してゆくのではないでしょうか。

日本刀について語れることが尊敬の眼差しを向けられるようなブームになることを目標に日本刀の普及に努めてゆきたいと思っています。・・・期待を込めて。

白銀師 宮本恒之師 平成27年8月27日

本日、白銀師の宮本恒之氏を訪ねました。

宮本師は地元野田市隣の千葉県流山市にご在住で、既に日刀保の新作名刀展の賞を9回受賞している名手です。
もともとは宝飾加工を手掛けていたそうですが、剣道4段の師は子供のころから刀に興味があり白銀師になったとのことです。宝飾加工でも作品がCMに使われるなどの実績があったそうで、伝統的白銀師の技だけではない奥深さが窺えました。
また強い探求心の姿勢が師の創作的な鎺に表れていました。名刀や特殊加工の鎺製作依頼も多い理由がわかります。

鎺は研ぎに劣らず刀剣の印象を変え得る重要なものです。良い鎺を仕立てて末永く愛してもらえる刀剣を扱うようにしたいと思いました。

東武線車両案内広告   平成27年8月14日

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今年8月6日から来年6月5日までの10か月間、地元の東武アーバンパークライン(東武野田線)全155車両の沿線案内広告に美術刀剣松本が掲載されています。

東武アーバンパークラインは、埼玉県南部の大宮と千葉県北西部の柏を経て船橋までを結ぶ35駅、全62キロの鉄道路線です。

今回、沿線に根差す企業の広告を募集する旨、東武鉄道の広告代理店より声がかかり応諾いたしました。
不動産や医療、学校関係が多い中、日本刀店は初めての掲載だそうです。

地元には「美術刀剣松本がある」と認知され、愛刀家がどんどん増えるように、信用される商売をしっかりおこなってゆきます。

「奥州仙台藩御国鐔集」   平成27年8月10日

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仙台の取引先である佐原一郎さんより同氏著「奥州仙台藩御国鐔集」を頂きました。
掲載品には見覚えのある鐔が数枚あり、佐原さんとのやり取りを思い出します。

 「御国鐔は、郷土の自慢。
  御国鐔は、郷土の誇り。
  御国鐔は、郷土の遠き思い出。

  御国鐔は、郷土で保存するように努力したいものです。」

と著す言葉に佐原さんの郷土鐔に対する思いが込められております。

私家版・初版・非売品・10部発行の貴重な一冊です。
仙台鐔を手に入れてまた佐原さんの思いに協力できるよう努めたいものです。

銀座丸英開店  平成27年8月8日

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「刀剣界」次号9月15日発行予定の取材で銀座丸英に行ってまいりました。
(取材日は開店前日の8月7日)

<取材原稿>
 丸英美術刀剣店(栃木県小山市・代表瀬下明氏)が8月8日、銀座丸英を開設しました。
 創業昭和35年から55年を経て、東京や関西の顧客から東京出店の要望もあり銀座への出店を実現させました。顧客と信頼関係を築いて長い付き合いが出来る、信用第一をモットーにする店です。立地は銀座7丁目の1階店舗。JR新橋駅や地下鉄東銀座駅から徒歩5~7分の好ロケーション。競争率20倍のテナント選考があったそうです。店内には刀剣約10余振に刀装具や兜・面皰など多数をセンス良く陳列、銀座のニーズに合わせた品揃えを試みていくとのことです。
 今回銀座丸英を任される息子昌彦氏は、公益財団法人日本美術刀剣保存協会に3年半勤めた後、平成18年から丸英美術刀剣で経験を積んできたバイタリティー溢れる三代目。「丸英が築いてきた信頼を守って、新しい客との出会いを大切にしてゆきます。刀に興味を持つ人が気軽に入ることが出来る雰囲気の良い店にしたいですね。」と抱負を語ってくれました。今年三月、宇都宮線と東海道線が相互直通運転になり、地元駅から新橋駅まで乗換なしの一本となりました。在来線でも1時間半、新幹線利用なら45分の通勤時間は十分通える距離。追い風が吹く銀座丸英の開店です。みなさまお気軽にお訪ねください。

名称   銀座 丸英
代表者  瀬下 昌彦
所在地  〒104‐0061
      東京都中央区銀座7‐13‐22友野ビル1階
電話   03‐6264‐0739
開業日  平成27年8月8日(土)
営業時間 平日 午前10時より午後6時
      土曜 午前11時より午後5時
定休日  日曜・祝祭日