寸法
: 縦: 7.0cm 横: 6.4cm 切羽台厚さ: 0.5cm
説明
: 盛岡住秀一(ひでかず)は宮川庄右衛門。文化十年(1813)二子通轟村(現花巻市)生まれ。天保十四年(1843)藩士栃内与兵衛(三百石格)に従って江戸に上り、七代石堂運寿是一の門人となって刀鎗鍛練の修業を積む。業成り嘉永五年(1852)帰途に就く。安政二年(1855)頃南部藩抱工。冶明治20年(1887)没。年紀作は嘉永二年から明治三年(1849-1890)を遺す。本作は腰部上の鎬地を削いだ変り鵜の首造り。黒石目地塗合口拵が付されている。2025年特別保存刀剣審査合格。