商品 No. KA-0540 | |
---|---|
銘 |
表: 出羽大掾藤原国路 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、身幅広く 反りやや深く 大切先 |
国 | 山城国 |
時代 | 江戸時代初期(寛永頃) |
刃長 |
2尺 4寸 2分 9厘 73.6 cm |
反り |
5分 6厘 1.7 cm |
元幅 |
1寸 0分 4厘 3.2 cm |
先幅 |
7分 8厘 2.4 cm |
棟重 |
2分 4厘 0.7 cm |
鑑定書 | 重要刀剣 |
交付日 | 昭和56年12月01日 |
都道府県 | 広島県 |
交付日 | 昭和26年04月12日 |
鍛 | 杢交じりの板目、流れ肌交じり、肌立ちごころに地沸付く |
刃文 | 湾れ調の互の目乱れ、僅かに尖りごころの刃交じり、沸よく付き、ほつれ、砂流し掛かり、僅かに棟焼きあり。 |
帽子 | 浅く乱れて尖りごころに返る |
茎 | 生ぶ、鑢目筋違、先細る栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 銀地金着総鑢二重鎺 |
出羽大掾国路は天正四年(1576)生まれ、生国や系統は不明ながら初め伊賀守金道門で後に堀川国広門人になるという。慶長二十年(1615)に出羽大掾を受領。明暦三年(1657)年紀作(82歳)がある長寿で師の国広より作域が広い。国広門下を代表する刀工のひとりで伊賀守金道家と親交を保ちながら京都で盛況を極めたという。本作は太鏨で堂々とした銘振り。慶長新刀の特色ある姿に湾れ調の互の目乱れを焼き、沸よく付き、ほつれ、砂流し、湯走り掛かり、帽子は突き上げごころに尖って返る。直江志津写しであろうか。重ねも厚く地刃共に健全なる国路の特色を示した作。薫山先生鞘書き(昭和五十二年)あり昭和五十六年(1981)指定重要刀剣。 |
価格 | 5,000,000円 購入 |