商品 No. KA-0753 | |
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銘 |
表: 水府住徳宗作 裏: 嘉永五年八月日 |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 身幅重ね尋常反り深く 流麗な姿 |
国 | 常陸国水戸 |
時代 | 江戸時代後期(1852年) |
刃長 |
2尺 3寸 9分 9厘 72.7 cm |
反り |
7分 3厘 2.2 cm |
元幅 |
9分 6厘 2.9 cm |
先幅 |
6分 2厘 1.9 cm |
棟重 |
2分 1厘 0.6 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 令和06年08月23日 |
都道府県 | 茨城県 |
交付日 | 昭和37年04月20日 |
鍛 | 小板目肌流れてよく詰み地沸付く |
刃文 | 匂口締まり気味の互の目丁子乱れ、足入る |
帽子 | 乱れ込んで小丸少し返る |
茎 | 生ぶ、鑢不明、刃上り栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅鎺 |
価格 | 500,000円 購入 |
徳宗(のりむね)は関口幸左衛門、寛政七年(1795)水戸藩士関口徳政の子として生まれ、のち初代徳鄰に師事して、天保十二年(1841)烈公に抱えられて水戸藩工となる。水戸藩の白旗山武器製作所で筆頭刀工として鍛刀し、多くの門弟を育てた。初代勝村徳勝は徳宗の門人。明治六年(1873)没。作風は師徳鄰と異なり匂口の締まる備前伝丁子刃を得意とした。本作は嘉永五年(1852)徳宗57歳円熟期に白旗山で打たれた作であろう。茎の朽込惜しいが地刃の状態は良好。2024年保存刀剣審査合格。 |