商品 No. | NAG-0009 |
銘 |
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国 | 武蔵国江戸 |
時代 | 江戸時代前期 |
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寸法 |
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日本美術刀剣保存協会鑑定書 |
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登録証 |
教育委員会:東京都 |
交付日:平成27年01月13日 |
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詳細情報 |
姿 | 先反りの強い尋常な造り込み |
鍛 | 板目肌に下原特有の如輪杢を交え地沸付き地景太くはたらく |
刃文 | 浅い湾れに小互の目、小丁子、山形の刃を交え起伏に富み砂流し掛かる |
彫刻 | 表裏薙刀樋 |
帽子 | 浅く湾れて小丸に返る |
茎 | 切鑢、切尻、長さ36.5cm(1尺2寸) |
目釘孔 |  1 |
鎺 | 素銅地銀着水戸鎺 |
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外装情報 |
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コメント |
武州下原廣重と極められた廣重二字銘の薙刀。下原鍛冶は現在の東京都八王子(武蔵国下原)に住した永正頃(1504)の山本周重(ちかしげ)を初代とした山本一族十家を中心とした鍛冶一派。新刀期においては甲州武田家、小田原北条家門下で駐鎚し、新刀期には徳川幕下を許され栄えた。俗名がなければ代別は難しいが、周茂・康重・照重・廣重の四工が著名。作風は概ね末相州・村正一派に末関を加味したものであり、地鉄に如輪杢(じょりんもく)といわれる渦を巻いたような肌があらわれる。本作は、下原一派の特徴があらわれた先反りの強い姿の薙刀。時代の黒漆塗三階松紋鞘薙刀拵が附されている。 |
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